コア教科課程(必修科目)について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 00:13 UTC 版)
「ボストンカレッジ」の記事における「コア教科課程(必修科目)について」の解説
教育制は典型的なリベラルアーツの一般教育。卒業するためにどの学部の学生も受けなければならない必修科目はコア教科課程 (Core Curriculum)と呼ばれており、次の通り。 芸術 (Fine Arts) 1科目(美術、音楽、劇) 文化 (Cultural Diversity) 1科目 歴史 (History) 2科目 文芸 (Literature) 1科目 数学 (Mathematics) 1科目 自然科学 (Natural Science) 2科目(化学、物理学、生物学、地質学、地球物理学) 哲学 (Philosophy) 2科目 社会科学 (Social Science) 2科目(経済学、政治学、心理学、社会学) 神学 (Theology) 2科目 著述 (Writing) 1科目 外国語での習熟 上の必修科目は学生に幅広い教育経験をさせるのが目的であり、大学のイエズス会の影響のよい例。 実際にコア課程15科目全部を受ける学生は少ない。例えば、既に英語以外の言語がしゃべられれば、外国語の条件は免除される。同じように、数学の義務も高校で微積分を学び熟達を示すことができれば(例えば、AP と呼ばれる統一試験を受けて)免除。文化条件は、外国の芸術の授業を取ることによって、芸術条件と同時に満たすことが出来る。 また、コア課程をまとめて学べるプログラムもある。パースペクティブス・プログラム(Perspectives Program)は、哲学と社会科学に加えて神学や芸術などをまとめて学ぶ。ポルス・プログラム(Pulse Program)は哲学と神学をまとめた一年間のプログラムで、社会奉仕の条件も含む。ここにもイエズス会の影響が出ている。
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