ゲリラ侵攻とは? わかりやすく解説

ゲリラ侵攻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:33 UTC 版)

青瓦台襲撃未遂事件」の記事における「ゲリラ侵攻」の解説

1968年1月青瓦台襲撃による朴正煕大統領閣僚暗殺狙って、第124部隊第1中隊第1小隊所属する31名は、韓国軍第26師団模擬制服変装して休戦ライン突破し韓国領内侵入したこの際韓国市民に偶然遭遇しているが、身分証明書などで住所氏名等を教えさせ、「通報すれば一族もろとも消す」等と脅迫して口止めした上で解放した。この市民は、解放された後に警察通報した1月21日ソウル市内に入ると、持参した日本製背広レインコート着替え青瓦台800メートル手前北漢山まで侵入した。しかし、先の市民通報によるゲリラ情報等により警戒中だった韓国当局検問を受け、その場自動小銃乱射し逃亡突入阻止された。 韓国軍警察部隊の2週間に及ぶ掃討作戦により、1名を逮捕29名が射殺され、1名が自爆した。また射殺27人で、1名から3名が逃亡したともいわれる。2名が重傷負いながら軍事境界線越えて帰国したという話もある。2週間銃撃戦韓国側軍人・警察官と巻き添え民間人の計68名が死亡した逮捕されたのは当時27歳金新朝(朝: 김신조)少尉で、彼の供述により北朝鮮における特殊部隊存在明らかになった。また、軍事独裁を敷く朴大統領殺害されれば、韓国民衆は必ず労働者革命起こす」と分析していたという。また、金はテレビカメラ向かって「私は朴正煕の首を取りにやってきた」と言い放ち韓国国民衝撃与えた

※この「ゲリラ侵攻」の解説は、「青瓦台襲撃未遂事件」の解説の一部です。
「ゲリラ侵攻」を含む「青瓦台襲撃未遂事件」の記事については、「青瓦台襲撃未遂事件」の概要を参照ください。

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