ケータイプランSS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 11:39 UTC 版)
2015年12月4日から提供を開始した、電話サービス(タイプ1)対応フィーチャー・フォンの音声通話向け料金プランである(同時に、対応端末としてAQUOSケータイ 504SHが発売された)。 本プランは、SoftBankブランドの4Gケータイ向けに提供されていた「ホワイトプラン(ケータイ)」とほぼ同内容で、パケット定額サービスのパケット通信料と上限額が異なる程度となる。 通話サービス部分は、旧イー・モバイル時代にEMOBILE 4G-S向けに提供されていた「4G-Sプラン」や旧ソフトバンクモバイル時代に提供開始された「ホワイトプラン」に類似する。 通話料はY!mobile同士または相手先がSoftBankブランドで1時から21時までの時間帯が無料で、それ以外(相手先が他社の通信キャリアや固定電話を含む)は所定の通話料がかかる。 SMSは受信は無料となるが、送信は通数単位の課金となり、Y!mobileブランド宛であっても有料となる。 データ通信(メールを含む)を利用する場合は、「ベーシックパック(SoftBankブランドでの「ウェブ使用料(旧・S!ベーシックパック)」相当)」と「パケット定額」の加入が必要となる。「パケット定額」は上限付の従量制課金となっており、1パケットにつき0.005円で90万パケット(110MB)で上限額に達する。高速データ通信容量は2.5GB。なお、データ通信の利用状況によっては、パケット定額サービスが基本使用料に含まれている「シンプルS」よりも高額の請求になる可能性がある。一方で、パケット通信の利用が無い月は「パケット定額」の料金が0円で、「ベーシックパック」の月額料金のみとなる。 月途中に新規契約と同時加入する場合、初月分は「ベーシックパック」「パケット定額」共に月額料金が日割計算される。既契約者が月途中に加入または解除する場合は「ベーシックパック」のみ日割計算され、「パケット定額」は日割り計算されない。また、月途中に解約と同時に解除する場合は「ベーシックパック」「パケット定額」共に日割り計算されない。 キャリアメールの利用は、「シンプル」の場合と異なり、送受信とも「パケット定額」のデータ通信容量にカウントされる。 スマートフォンへ機種変更を行う場合、変更後の料金プランは機種変更の翌月から適用となり、機種変更の当月は本プランの「ベーシックパック」と「パケット定額」が適用される。なお、2018年6月29日から実施されているキャンペーン(ケータイプランSS利用料割引)により、機種変更当月は「ベーシックパック」の月額料が無料に、「パケット定額」の定額料が割引(定額料が最大割引額に満たない場合は、実際にかかったパケット定額料を上限に割引)となる。 当初は2年間の定期契約ありと定期契約なし(ケータイベーシックプランSS)が選択可能であったが、2019年10月の料金プラン改定に伴い、契約期間なしの「ケータイベーシックプランSS」に集約。同時に「ケータイベーシックプランSS」の料金が1,500円値下げされ、「ケータイプランSS」と同額の料金となった。
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