ケレス

デジタル大辞泉

ケレス【(ラテン)Ceres】

読み方：けれす

ローマ神話の豊穣(ほうじょう)の女神。ギリシャ神話のデメテルと同一視された。セレス。

準惑星の一。1801年、イタリアのピアッチが火星と木星の公転軌道の間で発見。当初は惑星と思われたが、近くで同様に小さな天体が次々と発見されたため、それらとともに小惑星に分類され、その第1号とされた。2006年、国際天文学連合が設けた新区分の「準惑星」に分類し直された。直径は約1000キロで、周囲の小惑星より格段に大きい。セレス。

宇宙用語辞典

ケレス Ceres

1801年、ピアッツイ（1746～1826）により発見された最初の小惑星。直径は913kmで小惑星としては非常に大きい。その質量は、小惑星帯に存在する全小惑星の1/3を占める。

ウィキペディア

ケレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/08/12 08:50 UTC 版)

ケレス

• ケレース (Ceres)。ローマ神話の豊穣の女神。
• ケレス (準惑星) (Ceres)。小惑星・準惑星。
• ケレス (トルコ) (Keles)。トルコのブルサ県の地名。(en)
• ケレス (ウズベキスタン) (Keles)。ウズベキスタン・タシュケント州の都市。
• ケーレス (Κῆρες, Keres, Ceres)。ギリシャ神話の女神・悪霊。⇒ケール (ギリシア神話)
• パウリ・ケレス（Paul Keres）。チェスプレーヤー。
• ケーレス (ミサイル) - イスラエル空軍で運用されていた自走式ミサイルランチャー。このケーレス(Keres)はヘブライ語で"フック" (鉤)を意味する語である。
• ケレス語 (Keres, Keresan)。アメリカ合衆国プエブロ族の言語。

関連項目

• セレス

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ケレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/05/28 08:58 UTC 版)

「モンスターハンター (ファミ通文庫)」の記事における「ケレス」の解説

ライガと一緒にロックラックに行くことになったヘビィボウガン使い。17歳。

ケレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2016/11/10 10:02 UTC 版)

「小惑星の植民」の記事における「ケレス」の解説

ケレスは小惑星帯に属するものとしては最初に発見された（かつ最大の）天体で、ほとんどの小惑星とは異なり、球に近い形をしている。この準惑星のマントルの大部分は水や氷ではないかと考えられており、最大2億km3で、そうなれば地球より事実上多くの水を持っているといえるかもしれない（だが、氷が地表からどの程度の深さに存在しているかなどは明確になっていない）。この巨大な水の蓄えは、基地の空気のための酸素とロケット燃料のための水素に容易に分解でき、将来的には核融合炉の燃料ともなるかもしれない。ケレスにはその低重力、小惑星帯へのアクセス、なにより供給される水のおかげで、研究や工業生産の基地が作られることになるだろう。 ケレスの1日は9時間で、その表面重力は0.028gである。脱出速度は510m/sで多くの銃弾の初速よりも低く、さらに赤道で93.7m/sになる表面回転速度により一部を補える。ケレスの赤道傾斜角は4±5°にすぎず、月や水星に提案されたのと同様、絶え間ない太陽エネルギーを供給する極地のコロニーを作るのに十分小さな角度かもしれない。

ケレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/01 14:09 UTC 版)

「太陽系」の記事における「ケレス」の解説

詳細は「ケレス (準惑星)」を参照 ケレス（英語: Ceres）は小惑星帯最大の小惑星で、準惑星に分類されている。直径は1,000 km弱で、自身の重力で球形を保つのに十分な質量を持っている。ケレスは1801年に発見され、当時は惑星とみなされていたが、その後にほかの小惑星が発見されるようになり、1850年代にはケレスも小惑星とみなされるようになった。しかし、2006年に惑星の定義が決められた際に、準惑星に再分類された。

ケレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/26 01:03 UTC 版)

「堕天作戦」の記事における「ケレス」の解説

第二師団参謀官。魔人。ナイトワットを支持するが、他の党幹部には挑発的な態度を取る。

ケレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/04 16:52 UTC 版)

「21エモン」の記事における「ケレス」の解説

原作では、つづれ屋の親族が経営するホテル・くずれ屋が存在する。

ケレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/08 19:42 UTC 版)

「間の楔」の記事における「ケレス」の解説

ミダス郊外の荒廃した特別自治区。スラムを有する。

ケレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/09/27 02:15 UTC 版)

「風の王国」の記事における「ケレス」の解説

吐谷渾の王族でリジムの友人。ガルの妻の弟。朗らかな性格でラセルの面倒をよくみる。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ケレス

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 02:30 UTC 版)

固有名詞

ケレス

1. 太陽系の小惑星の一つ。小惑星の中で一番初めに発見された。

語源

• ローマ神話のケレスより

関連語

• エリス、マケマケ、ハウメア、冥王星

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「ケレス」の例文・使い方・用例・文例

• 歴史学者によると，このお盆の祭りは豊穣の女神ケレスに豊作を感謝した古代の祭りに由来するそうです。