ケイツロザル【ケイツロザル】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9767号 |
登録年月日 | 2002年 1月 16日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイツロザル よみ:ケイツロザル |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 1月 17日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 齋藤實 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「インターエルフ」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花はピンク色で半剣弁、カップ咲、無香の小輪となる花壇向きの品種である。樹形はつる性、株立は中、樹高は極高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは短、基部の幅は極狭、色は緑褐、数は枝基部はかなり少、枝中央部及び花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さは短、幅はかなり狭である。新葉の色は黄緑、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は小、高さは低、花弁表面及び裏面の色はピンク(JHS カラーチャート0103)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は狭楕円形、厚さ及び硬さは中、数は40~59、一茎の花数は2~5、花の香りは無である。枝の長さは極短、太さは細、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花時期は中である。「インターエルフ」と比較して、樹形がつる性であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に育成者の農場(千葉市印旛郡富里町)において、「インターエルフ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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