ケイツミニモ【ケイツミニモ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9768号 |
登録年月日 | 2002年 1月 16日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイツミニモ よみ:ケイツミニモ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 武藤忠志 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ルイミレッド」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は濃橙赤色で丸弁、カップ咲、弱香の小輪となる花壇向きの品種である。樹形はつる性、株立は中、樹高はやや高である。とげの数は枝基部、枝中央部及び花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや短、幅は狭である。新葉の色は緑褐、光沢はやや強、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は小、高さは低、花弁表面の色は濃橙赤(JHS カラーチャート0707)、裏面の色は鮮赤(同0407)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さ及び硬さは中、数は40~59、一茎の花数は6~10、花の香りは弱である。枝の長さはかなり短、太さは細、新しょう及び開花枝の色は緑、開花時期は中である。「ルイミレッド」と比較して、樹形がつる性であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に育成者の温室(千葉県印西市)において、「ルイミレッド」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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