ケイツサカミ【ケイツサカミ】(観賞樹)
登録番号 | 第12150号 | |
登録年月日 | 2004年 6月 4日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイツサカミ よみ:ケイツサカミ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 鷲見繁 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「桜霞」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は黄白色で弁先から弁央に淡ピンク色のぼかしが入り半剣弁、カップ咲、弱香の中輪となる花壇向きの品種である。樹形はつる性、株立は叢生、樹高は極高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は極多、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢はやや強、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さは厚、硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径は中、高さはやや高、花弁表面の色は黄白(JHS カラーチャート2701)で弁先から弁央に淡ピンク(同0102)のぼかしが入り、裏面の色は淡ピンク(同0102)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さはやや厚、硬さはやや軟、数は25~29、一茎の花数は6~10、花の香りは弱である。枝の長さはかなり短、太さはやや細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。「Kordibor」と比較して、花弁表面の色が黄白で淡ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に育成者のほ場(岐阜県本巣郡北方町)において、「桜霞」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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