クロックの極性と位相とは? わかりやすく解説

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クロックの極性と位相

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 15:48 UTC 版)

シリアル・ペリフェラル・インタフェース」の記事における「クロックの極性と位相」の解説

クロック周波数設定加えてマスターデータ対するクロックの極性と位相も設定する必要がありますMotorola SPI Block Guideは、これら2つオプションそれぞれCPOLおよびCPHA(クロック極性polarity」およびクロック位相phase」)と命名しています。これは、ほとんどのベンダー採用している規約です。 タイミング図を右に示しますタイミング詳細は以下に記述される通りです。このタイミングは、マスタスレーブ両方デバイス適用されます。 CPOLはクロック極性決定します極性単純なNOTゲート変換できます。CPOL=0 はアイドル状態では0で、各サイクルは1のパルス構成される。つまり、パルス先端エッジ立ち上がりエッジであり、末尾エッジは立ち下がりエッジである。 CPOL=1 はアイドル状態では1で、各サイクルは0のパルス構成される。つまり、パルス先端エッジは立ち下がりエッジであり、末尾エッジ立ち上がりエッジである。 CPHAは、データビットの、クロックパルス対すタイミング決定する。これら2つの間の変換は簡単ではありません。CPHA=0 では"出力"側はデータを前のクロックサイクルの末尾エッジ変更します一方、"入力"側はデータ現時点のクロックサイクルの先端エッジキャプチャます。出力側は現時点のクロックサイクルの末尾エッジまでデータ有効になるように保持します送信最初サイクルでは、先端エッジ前に最初ビットがMOSI線上出力されていなければならない。 CPHA=1 では"出力"側はデータ現時点のクロックサイクルの先端エッジ変更します一方、"入力"側は現時点のクロックサイクルの末尾エッジキャプチャます。出力側は、次のクロックサイクルの先端エッジまでデータ有効になるように保持します送信最後サイクルでは、スレーブ側はSS線が無効出力になるまで、MISO保持する。 MOSIおよびMISO信号は、通常次のクロックでの遷移まで、半サイクルの間(受信ポイントで)安定してます。SPIマスタおよびスレーブデバイスは、その半サイクルにおいて、異なポイントデータサンプリングする可能性あります。 これにより、マスタースレーブ間の通信チャネル柔軟性向上します

※この「クロックの極性と位相」の解説は、「シリアル・ペリフェラル・インタフェース」の解説の一部です。
「クロックの極性と位相」を含む「シリアル・ペリフェラル・インタフェース」の記事については、「シリアル・ペリフェラル・インタフェース」の概要を参照ください。

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