キャラクターボーカルシリーズとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > コンピュータ > ソフトウェア > VOCALOID > キャラクターボーカルシリーズの意味・解説 

キャラクター・ボーカル・シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/21 16:43 UTC 版)

キャラクター・ボーカル・シリーズCharacter Vocal:CVシリーズ)とはクリプトン・フューチャー・メディアの販売している音声合成デスクトップミュージック(DTM)ソフトウェアシリーズである。2007年8月31日に第1弾の「初音ミク」がリリースされ、その後同年12月に第2弾の鏡音リン・レン、2009年2月に第3弾の巡音ルカが発売された。ヤマハの開発した音声合成エンジン「VOCALOID」を使用し、歌声ライブラリのデータに声優を起用。各歌声毎にキャラクターとしての設定を用意しており、それぞれの製品名がキャラクターの名称にもなっている。その特性から動画投稿サイトなどインターネット上で注目を浴び、一大ムーブメントを巻き起こした。


注釈

  1. ^ 「P」の由来はアイドルプロデュース体験ゲーム『THE IDOLM@STER』のプレイヤーネームの慣習を引き継いだものと言われる[16]。作者に対しファンから「〜P」とついたハンドルネームが贈られることもある[17]

出典

  1. ^ “新VOCALOID「CV-4Cβ」、CEATECで歌う 声は中村繪里子さん”. ITmedia. (2009年10月8日). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/08/news107.html 2011年4月21日閲覧。 
  2. ^ “英語に苦心 大人なVOCALOID「巡音ルカ」ができるまで”. ITmedia. (2009年2月10日). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0902/10/news036.html 2011年4月21日閲覧。 
  3. ^ 岡田 2009, p. 1
  4. ^ デジタルコンテンツ協会 2008, p. 44
  5. ^ 岡田 2007, p. 1
  6. ^ 根津 & 2008.3, p. 129
  7. ^ 高橋暁子 (2008年5月13日). “クリエイターを支えるクリエイターでありたい クリプトン・フューチャー・メディア社長 伊藤博之氏(後編)”. Impress Watch (インプレス). https://internet.watch.impress.co.jp/cda/president/2008/05/12/19477.html 2009年7月10日閲覧。 
  8. ^ 島田昇 (2007年10月23日). “創業社長が明かす、仮想歌手「初音ミク」にかける想い”. CNET. https://japan.cnet.com/article/20359336/ 2009年7月10日閲覧。 
  9. ^ KEI; 熊谷友介(インタビュアー:前田久 平岩真輔)「電子の歌姫『初音ミク』――キャラクターと歌声が出会った日」『ぷらちな』、2007年11月http://www.p-tina.net/interview/972015年6月4日閲覧 
  10. ^ 根津 & 2008.3, pp. 128–129
  11. ^ 根津 & 2008.2, p. 108
  12. ^ 森川嘉一郎「オタク文化の現在(12)アイドルの理想形」『ちくま』(通号 443)[2008.2]、筑摩書房、38-41頁、NAID 40015845889 
  13. ^ a b 増田 2008, p. 170
  14. ^ 太田 2011, pp. 265–267
  15. ^ 井手口 2010, pp. 19–20
  16. ^ 増田 2008, p. 175
  17. ^ 岡田有花 (2008年2月25日). “クリプトン・フューチャー・メディアに聞く(3):初音ミクが開く“創造の扉””. ITmedia. https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/25/news017.html 2009年7月10日閲覧。 
  18. ^ 岡田有花 (2008年7月3日). “遅く来た春 ミク×ニコ動がうんだ36歳の人気者”. ITmedia NEWS (ITmedia). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/03/news015.html 2009年7月10日閲覧。 
  19. ^ 増田 2008, p. 171
  20. ^ “「初音ミク」生みの親らが語る、CGMのビジネス化や権利の課題”. Impress Watch. (2008年7月23日). https://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2008/07/23/20343.html 2008年11月10日閲覧。 
  21. ^ DTMマガジン×ゲーマガ 2010, p. 118
  22. ^ 井手口 2010, p. 22
  23. ^ 川上 2010, p. 28
  24. ^ 川上 2010, pp. 27–33


「キャラクター・ボーカル・シリーズ」の続きの解説一覧

キャラクター・ボーカル・シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 17:28 UTC 版)

メーカー非公式 初音みっくす」の記事における「キャラクター・ボーカル・シリーズ」の解説

初音 ミクはつね ミク主人公基本設定初音ミク参照性格設定各話によって大きく異なるが、歌が好きな少女という点は一貫している。 「みくみく」が口癖。ときに、なぜかネギを手にさせられるまた、ミク鏡音リン・レンボーカロイドであって人間ではないという描写がされている場面が多い。 初期ふきだし付いたセリフを喋ることは少なかったが、連載第4話単行本第3話以降普通にふきだし付き会話している。 鏡音 リンかがみね リン) キャラクター・ボーカル・シリーズの第2弾基本設定鏡音リン・レン参照ミク妹分に当たり、ミクのことを「お姉ちゃん」と呼ぶ。連載第1話予告経て連載第2話単行本第1話)で鏡音レンと共に突然登場自動車代わりにロードローラー乗り回す連載第3話/単行本第2話)。 鏡音 レンかがみね レン) キャラクター・ボーカル・シリーズの第2弾リンパートナーで、ミク弟分クリプトンの公式設定では「双子かどうか不明」とされているが、本作では「双子姉弟」として扱われている。ゲームが好きで、携帯ゲーム機PPP」で遊んでいることが多い。 巡音 ルカめぐりね ルカ) キャラクター・ボーカル・シリーズの第3弾基本設定巡音ルカ参照2009年1月の正式発表直後連載第15話単行本第14話)に端役登場本格的な登場連載第15話単行本第16話)から。

※この「キャラクター・ボーカル・シリーズ」の解説は、「メーカー非公式 初音みっくす」の解説の一部です。
「キャラクター・ボーカル・シリーズ」を含む「メーカー非公式 初音みっくす」の記事については、「メーカー非公式 初音みっくす」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「キャラクターボーカルシリーズ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「キャラクターボーカルシリーズ」の関連用語

キャラクターボーカルシリーズのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



キャラクターボーカルシリーズのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのキャラクター・ボーカル・シリーズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのメーカー非公式 初音みっくす (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS