ガーデン埠頭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:08 UTC 版)
旧2号地三埠頭、かつての物流の中心。付近は1992年完成の名古屋港水族館など娯楽・商業施設が揃った観光地ともなっており、地元ではこの界隈を指して名古屋港(名港)と呼ぶ場合もある。 ガーデン埠頭は、鯱の外観の遊覧船「金鯱」で知られるようになった名古屋港遊覧船の乗り場もある。 その他、ガーデン埠頭の1号岸壁から4号岸壁は、日本丸・海王丸を初めとするイベント誘致船や飛鳥II・ぱしふぃっくびいなすなどの大型旅客船が停泊する。1985年からは南極観測船・ふじが永久係留されている。2009年1月7日にふじの係留設備に損傷が見つかり同船の一般公開を休止したが、24日に復旧し公開を再開した。 海の日(ハッピーマンデーが施行されてからは、それに準ずる前今後週の土曜日または日曜日)に行われる「海の日名古屋みなと祭」、クリスマスの時期に行われる「スターライト・レビュー」もある。1946年に第1回が開催された「名古屋みなと祭り花火大会」もここが会場である。 1989年の世界デザイン博覧会、2007年の名古屋港開港100周年記念祭には中心地となってイベントを開催している。また2005年の新世紀・名古屋城世紀博の開催中には愛知万博の開会式典で展示された金鯱(の雌1体)をガーデン埠頭内の臨海緑園で一般公開を行なっている。 2012年に名古屋市が主催した、第1回名古屋まちなみデザインセレクションにおいて、名古屋港ガーデンふ頭のイルミネーションが市民投票により、まちなみデザイン20選(第1回)に選定された。
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