ハッピーマンデー
国民の祝日を曜日基準に変更して土曜・日曜・月曜の3連休を取る制度。2000年と2003年の2度の法改正で計4つの祝日に対して導入された。
国民の祝日はいわゆる「祝日法」(国民の祝日に関する法律)によって定められている。「国民の祝日に関する法律」よりハッピーマンデーが適用された祝日の規定を抜粋すれば、次のようである。
その他の祝日、たとえば元日や憲法記念日などは、従来通り特定の日付によって規定されている。
ハッピーマンデーは、年間の3連休を増やすことで泊まりがけの観光旅行のような時間をかけた余暇の過ごしやすくする、といった狙いのもとに導入された。導入検討の際には、祝日の記念日としての意義が薄らぐといった反対意見もあった。
2014年10月現在、「海の日」をハッピーマンデーの対象から外して従来の7月20日に戻す法改正案が検討されている。
関連サイト:
国民の祝日に関する法律 - e-Gov
ハッピー‐マンデー
ハッピーマンデー(はっぴーまんでー)
土曜日・日曜日と合わせて3連休となることから、ハッピーマンデーと呼ばれている。1999年までの間、成人の日は1月15日、体育の日は10月10日と日付で固定されていた。それが、2000年からは、それぞれ1月と10月の第2月曜日に変更された。
国民の祝日は、祝日法(国民の祝日に関する法律)で定められている。1998年に祝日法が一部改正されて、2000年から施行されることになった。
さらに、2003年からは、7月の第3月曜日を「海の日」、9月の第3月曜日を「敬老の日」とし、ハッピーマンデーの範囲が増える。
3連休では通常よりも長い休みを取れることから、多くの人が旅行・スポーツなどのレジャーに参加すると考えられている。余暇開発センターの調査(1994年発表)によると、ハッピーマンデーによる経済効果は、成人の日が2660億円、体育の日が5494億円と試算されている。連休効果による経済波及効果もハッピーマンデー構想の目的だ。
(2000.01.09更新)
ハッピーマンデー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/30 00:23 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ハッピーマンデー
- 月曜日の祝日、休日
- ハッピーマンデー制度 - 日本で2000年から適用された「国民の祝日」の一部を毎年同じ日付から毎年月曜日へ変更し、連休を作る制度。
- ハッピーマンデーズ - イギリスのロックバンド。
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