ハッピーマンデー適用による影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 06:53 UTC 版)
「秋分の日」の記事における「ハッピーマンデー適用による影響」の解説
従来9月15日と固定されていた敬老の日が、祝日法の改正(いわゆるハッピーマンデー)により、2003年から9月第3月曜という移動日に変更されたことにより、9月15日から21日までのいずれかとなった。 秋分の日が9月21日・9月22日・9月23日のいずれかでかつ、水曜日となった場合、その2日前の月曜日が敬老の日となり、祝日法の規定により間に挟まれる火曜日が国民の休日となり、結果として敬老の日前日の日曜から4連休(週休2日制であれば5連休)となる。この連休はいわば「第2のゴールデンウィーク」であり、敬老の日と国民の休日が関係することもあって「シルバーウィーク」と呼ばれることもある。 このケースが最初に発生したのは2009年であり、2回目は2015年である。両年とも、敬老の日が9月21日で、秋分の日が9月23日である。 次に5連休となるケースは、天文計算上2026年で、2032年には、天文計算上敬老の日が9月20日で、秋分の日が9月22日になるため、9月21日が国民の休日になる。 秋分の日が9月24日となる場合は、曜日に関係なく上記の例とはならない。 また、年によっては敬老の日が9月21日かつ、秋分の日が9月22日になる場合もあるため、天文計算上の結果、日曜・祝日が3日続く場合も発生するようになった。(最初の該当年は2020年であり、次の該当年は2048年である。火曜日が秋分の日である。) 秋分の日が9月21日かつ月曜日になると、敬老の日と同日になるが、秋分の日が9月21日となるケースは計算上4076年まで生じない。 9月24日が秋分の日の振替休日の年はあるが、9月25日が振替休日になった年は現在のところはない。振替休日制度が制定されたのは1973年で、これ以降に9月24日が日曜日かつ秋分の日となった年はないためである。なお、2022年現在、9月24日が日曜日かつ秋分の日となった最後の年は1967年である。また、9月23日が振替休日になった年も現在のところはなく、最初に該当するのは2024年である。
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