移動日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 08:37 UTC 版)
「ディビジョンシリーズ」の記事における「移動日」の解説
第2戦と第3戦の間および、第4戦と第5戦の間には1日移動日を設ける。2006年までは移動日なしで第4戦の翌日に第5戦を行っていたが、ホームアドバンテージが導入されて2試合-2試合-1試合となった1998年以降は、もつれ込んだ場合に長距離の移動も含め、日程的にも非常にきついものとなっていた(最初の3年間は2試合-3試合で、第5戦は第4戦と同じ球場で開催されたため、移動日自体設ける必要が無かった)。そのためか、2007年から第4戦と第5戦の間にも移動日が設けられた。なお2012年はワイルドカードゲームの新設がレギュラーシーズンの日程発表後に決定されたため、ディビジョンシリーズが第5戦までもつれた際の移動日をなくして日程を円滑に進める目的でこの年に限り2試合-3試合に戻された。 例えば2005年のアメリカンリーグディビジョンシリーズでロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムとニューヨーク・ヤンキースが対戦した時には、10月9日にニューヨークのヤンキー・スタジアムで第4戦を行った翌10月10日に、移動日なしで西海岸のアナハイムに移動して、第5戦を行った。勝ったエンゼルスは翌日にはシカゴに移動してシカゴ・ホワイトソックスとリーグチャンピオンシップシリーズ第1戦を戦った。 なお2020年は新型コロナウイルス感染拡大防止対策を理由として、ワイルドカードを含む各リーグのポストシーズンへのノミネートを8チームに拡大し、集中開催とする観点から、従来の試合方式を維持しつつ中立地開催とし、アメリカン・リーグはドジャー・スタジアムとペトコ・パーク、ナショナル・リーグはグローブライフ・フィールドとミニッツメイド・パークのそれぞれ2会場で開催する。また移動・休養日を挟まずに行われる。
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