ガーティ・ルー級
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 06:40 UTC 版)
「地球連合軍の艦船及びその他の兵器」の記事における「ガーティ・ルー級」の解説
『SEED DESTINY』などに登場。最大の特徴はユニウス条約に違反しているミラージュコロイドを装備している点で、存在すること自体が危険な艦であり、公けにできない秘密部隊に運用させることが前提となっていた。 武装や双胴の艦体形状等類似点が多い事からアークエンジェル級の改良艦と思われるが、「ローエングリン」のような戦略級の砲やラミネート装甲は装備されておらず、大気圏内での運用も想定されていない点が同級と異なる。カタパルトは前部左右2基。オプション装備である艦体両舷に取り付けられた巨大な推進剤予備タンクは、ミラージュコロイド使用中の熱紋レーダー反応を避けるため、低温ガスの噴出によって推進する潜航装置である。 ガーティ・ルー 地球連合軍ファントムペインに所属するロアノーク隊の母艦であり、青・白カラーのネームシップ。艦長はイアン・リー少佐が務める。 L4宙域の兵器廠プラント・アーモリーワンを襲撃する。この際に、ミラージュコロイドを展開してアーモリーワン宙域に侵入し、哨戒中のハーシェル、フーリエを撃沈した。この時点で、ザフトのライブラリーに登録されていない正体不明艦であったため、ミネルバの艦長タリア・グラディスによりコードネームとして「ボギーワン」と名付けられた。強奪したカオス、アビス、ガイアの3機を艦載した後、追撃して来たミネルバと激しい戦闘を繰り広げながらもきり抜け、月基地へと帰投を果たした。 レクイエム攻防戦において、ロード・ジブリールが逃亡する際に使用したが、レジェンドのドラグーン攻撃による集中砲火を浴び爆沈した。 ナナバルク 『STARGAZER』に登場。上記のガーティ・ルーと同じくファントムペイン所属。艦長はホアキン中佐で、ホアキン隊の母艦。薄紫色に塗色されている。D.S.S.Dの宇宙ステーション「トロヤ」接収任務に参加したが、レーザー発振ステーション・アポロンAからのレーザー照射によって破壊された。艦名はフォン人の信仰における上位精霊の名に由来する。 名称不明艦 『DESTINY ASTRAY』に登場。表向きは地球連合特務情報局に所属し、裏では情報操作によって世界をコントロールする「一族」の頭首マティスが運用していた艦。潜入していた実兄マティアスによって自爆シークエンスが発動され自沈した。 ヒヨクマル 『天空の皇女』に登場。ガーティ・ルー級を改装した作業船と思われ、ジャンク屋組合のコバヤシマル・ジューゾーが所有。コーネリアス級を改装したリ・ホーム級の2番艦として扱われている。ゴッドフリートが備わっていた部分は作業用のクレーンアームに改装されているのが特徴。 [目次へ移動]
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