ガイドライン制定後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 00:52 UTC 版)
「通勤・近郊電車の標準仕様ガイドライン」の記事における「ガイドライン制定後」の解説
上記の車両の登場によって、前述したが2003年にガイドラインが制定された。規格は、上記車両で採用された扉間隔3,520mm・電動機出力190kWとなった。2004年には東京地下鉄(東京メトロ)05系第40 - 43編成および同一設計の東葉高速鉄道2000系と、東武鉄道50000系、2005年には東武50050系、2006年には東京メトロ10000系、2007年には東武50070系、2008年には東武50090系が落成した。なお、東京メトロ15000系は基本的にはガイドラインに沿った設計ではあるが、客用扉が混雑対策の為にワイドドアとなっている。 なお、交友社発行の雑誌『鉄道ファン』2005年5月号によると、西武鉄道20000系の2005年度製造分はこのガイドラインに準じたマイナーチェンジが行われる旨の記述があったが、実車(末尾08・58編成)は前照灯がHID化された程度の小変更に留まり、他は前年度新製車に準じた仕様で落成している。しかし、この前照灯のHID化は西武の運転士から不評だったため、後に従来車と同じハロゲン灯に改造された。また、2008年から本格的にA-train仕様で設計された30000系を投入している。 一方で「標準車両」的な車体ではあるが、車体長が異なるなどの差異が見られる車両としては東急7000系(2代目)、内装などが独自設計である車両としては神戸電鉄の6000系が挙げられる。
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