カリブ海およびラテンアメリカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 17:58 UTC 版)
「パンノキ」の記事における「カリブ海およびラテンアメリカ」の解説
ベリーズに住むマヤ族の人々は「マサパン」と呼び、プエルトリコでは「パナペン」略して「パナ」と呼ばれ、一部の内陸地域で「マペン」ともいう。「パナ」はパンの実にオリーブオイルでソテーした「バタラオ」(タラの塩漬け)とタマネギとを加えて煮る。またトストーネス tostones あるいはモフォンゴ mofongo という料理も供される。人気のデザートは熟したパンの実で作るフラン・デ・パナ flan de pana(パンの実のカスタード)で、ドミニカ共和国での呼び名はおいしいパンを意味する「ブエン・パン」。朝食に塩漬け肉と一緒に煮たパンの実をマッシュし、バターを加えた「クク」を出すのはバルバドスである。通常、スパイスをきかせた肉料理と一緒に供する。ジャマイカのパンの実料理はスープ煮か、鉄板焼きもしくはオーブン焼きあるいは炭火焼きにする。通常、国民食のアキーや魚の塩干と一緒に食べる。熟した実はサラダにしたり、揚げておかずとして添える。
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