トストーネスとは? わかりやすく解説

トストーネ

(トストーネス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 16:19 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
調理中のトストーネ

トストーネ(Tostones)は、未熟な調理用バナナをスライスし、油で2度揚げた料理である[1]スペイン語で「トーストする」という意味のtostarという動詞に由来する[2]。スライスされたバナナは、黄金色になるまで1-2分間両面を揚げて、余分な油分を切る。tostoneraという道具で平らに延ばし、その後、カリカリになり茶色になるまで再び油で揚げる。

2度揚げしたトストーネに塩を振り、ポテトチップスのように食べる。地域によっては、モホというソースをつけて食べる。また、チーズの上に乗せて前菜として 食べるところもある。スーパーマーケットでは、揚げる前の状態で売られている。カリブ料理ではほとんどの地域で同様のものが見られ、ベネズエラコロンビアエクアドルニカラグアホンジュラス北部、ハイチ等の中央アメリカ南アメリカで食べられている。ハイチではbanan pezeと呼ばれ、ハイチの伝統的な料理であるgriot(豚肉の揚げ物)やpikliz(唐辛子の酢漬け)とともに食べられる。コロンビア、ベネズエラ及びエクアドルでは、pataconesと呼ばれる。また、西アフリカでも同様のものが食べられている。

バナナの代わりにパンノキがトストーネに使われることもある。作り方はほぼ同じであるが、パンノキは外側の青い皮を剥く必要がある。

その他

ホンジュラスでは、現地の通貨レンピラの50セント硬貨を"Toston"と呼んでいる。

出典


トストーネス (tostones)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/17 15:07 UTC 版)

キューバ料理」の記事における「トストーネス (tostones)」の解説

未熟なプランテン輪切り押しつぶして素揚げしたもの

※この「トストーネス (tostones)」の解説は、「キューバ料理」の解説の一部です。
「トストーネス (tostones)」を含む「キューバ料理」の記事については、「キューバ料理」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「トストーネス」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「トストーネス」の関連用語

トストーネスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



トストーネスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのトストーネ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのキューバ料理 (改訂履歴)、コスタリカ料理 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS