カップの形状変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 00:40 UTC 版)
「スタンレー・カップ」の記事における「カップの形状変更」の解説
1948年にスタンレー・カップの形状が改められるまでは、毎年新たなリングがカップに付加された。このため1909年計即時には400mmであった高さは、1940年にはほぼ900mm (約3フィート)にまで達していた。 1948年の形状変更により、カップは2ピースの葉巻型の形状となり、カップ部分は取り外し可能で、色彩が施された。このカップも、従前のカップ同様に名前を刻印していないチームについてもその栄誉を象徴するものであった。 現代において使用される、1ピース型のカップ形状は、1958年に古い胴体部を5つのリング(1つのリングには、13チーム分のスペースがある。)からなる新しい胴体部に付け換えるのに伴って採用された。 この新しいリングは、本来は100年間の刻印を満たすように設計されたのだが、1965年のモントリオール・カナディアンズの名前が、割り当てよりも大きな範囲に刻まれてしまった(したがって、このリングには13ではなく12チーム分しか名前がない。)。 その後1991年に、カップ最上部のリング(1928年から1940年までの優勝チームが刻印されていた。)をホッケーの殿堂に展示する旨の決定がされ、それ以上の刻印スペースがなくなったために、カップ最下部に新たなリングが取り付けられた(上部への取り付けは、いたずらにカップを大きくするため避けられた。)。 2004年には、下から2段目に新たなリングが取り付けられた。また、カップには1958年以来、小さな改変が行われており、とりわけオリジナルの破損に伴って複製品を代替とするために行われた1963年のカラー部分や1969年の椀の取り外しなどが注目に値する。 2005年には、1941年から1953年までに優勝を飾ったチーム、そして選手達の名前の入ったバンドが取り外される。
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