掛川AR1【カケガワAR1】(草花類)
登録番号 | 第11651号 | |
登録年月日 | 2004年 1月 13日 | |
農林水産植物の種類 | オキザリス | |
登録品種の名称及びその読み | 掛川AR1 よみ:カケガワAR1 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 宇井啓修 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の実生由来育成系統の中から選抜されたものであり、花色は鮮紫ピンクで脈の色が鮮赤紫の鉢物及び花壇向きの品種である。草型はロゼット状、草丈は中である。球根の有無は有、タイプはりん茎、全体の形は卵形、大きさは小、色は茶、子球根の発生位置は母球内である。主茎地下部の太さは細、長さは中、色は白である。葉の発生位置は伸長した主茎から、単葉と複葉の別は複葉、複葉の形は三出葉、小葉全体の形は倒心臓形、先端の形は心臓形、切れ込みの有無は有、程度は中、基部の形は鋭形、複葉の大きさは小、小葉の長さはかなり短、幅はかなり狭、新葉表面、成熟葉表面及び裏面の色は灰緑、成熟葉の斑の有無は無、葉柄の長さはかなり短である。花序の形は単生、花の向きは上向き、花形は盃形、花弁の重なりの有無は有、程度は弱、花径は中、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9504)、裏面の色は淡紫ピンク(同9202)、花底の色は明緑黄(同2705)、脈の色は鮮赤紫(同9207)、花弁全体の形は倒三角形、先端の形は切形、一重・八重の別は一重、がく片の形は披針形、柱頭の高さは上段と下段雄ずいの中間、やくの色は黄である。開花時期は冬~春である。「バリアビリス レッド」及び「バリアビリス ローズ」と比較して、草丈が高いこと、小葉全体の形が倒心臓形であること、花弁表面の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者の温室(静岡県掛川市)において、出願者所有の実生由来育成系統の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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