オーランドマジックとは? わかりやすく解説

オーランド・マジック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/07 08:19 UTC 版)

オーランド・マジック
Orlando Magic
2025-26シーズンのオーランド・マジック
チームロゴ 青の大文字でORLANDO MAGICと描かれたロゴ。
所属リーグ  NBA 
カンファレンス  イースタン・カンファレンス 
ディビジョン  サウスイースト 
創設 1989年
チーム史 オーランド・マジック
(1989年 - )
本拠

フロリダ州オーランド
アリーナ キア・センター
チームカラー 青, 黒, 銀[1][2]
     
主なスポンサー ウォルト・ディズニー・ワールド[3]
オーナー ダン・デヴォス
社長 アレックス・マーティンズ
GM アンソニー・パーカー
ヘッドコーチ ジャマール・モズリー
優勝歴 0回
ファイナル進出 2回 (1995年, 2009年)
ディビジョン優勝 7回 (1995年, 1996年, 2008年, 2009年, 2010年, 2019年, 2024年)
永久欠番  6   32 
NBAGL提携チーム オセオラ・マジック
公式サイト www.nba.com/magic
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オーランド・マジックOrlando Magic)は、アメリカ合衆国フロリダ州オーランドに本拠を置く全米プロバスケットボール協会 (NBA) のチーム。イースタン・カンファレンスサウスイースト・ディビジョン所属。チーム名の「マジック」は、オーランドに本拠を置くテーマパークディズニーワールドのキャッチコピー「魔法の世界へようこそ」(マジック・キングダム)に因んでいる。

歴史

初期

オーランド・マジックは、1980年代のNBAの好調な業績に後押しされ、1989年ミネソタ・ティンバーウルブズと同じ年に創設された。

1989-90シーズン(最初のシーズン)、スコット・スカイルズ、ドラフト全体11位で指名したニック・アンダーソンなどが出場。11月4日、ニュージャージー・ネッツとの試合がチーム最初の試合で、その2日後のニューヨーク・ニックス戦で初勝利をあげて、最終的に18勝64敗に終わった。

1990年代

1990-91シーズンドラフト全体4位で指名したシューターデニス・スコットが加入、その年のみウェスタン・カンファレンスミッドウェスト・ディビジョンに所属により、最終的に31勝51敗でカンファレンス9位だった。

1991-92シーズン、この年はけが人も多く、17連敗を記録するなど、21勝61敗と低迷した。

シャック&ペニーの時代

苦境にある新興チームの光明となったのが、1992年のドラフト全体1位で指名したシャキール・オニールだった。オニールは1年目からシーズン平均23.4得点、13.9リバウンド、3.5ブロックと大物ぶりを発揮し、オールスターの先発、そして新人王を受賞した。この1992-93シーズンのチーム成績は41勝41敗だったが、勝敗で並んでいたインディアナ・ペイサーズがイースタン8位となりプレーオフ進出を逃した。プレーオフに進出できなかったチームの中で最も勝率が良かったものの1993年のドラフトでは2年連続で全体1位指名権を獲得するという幸運に恵まれ、指名したクリス・ウェバーをただちにゴールデンステート・ウォリアーズの指名を受けたペニー・ハーダウェイとトレードした。オニールとハーダウェイのコンビは若いチームマジックをリーグの強豪へと成長させていった。

1993-94シーズンからブライアン・ヒル監督に率いられたマジックは50勝32敗の好成績でレギュラーシーズンを終え、第4シードで初のプレーオフに進出したが1回戦でインディアナ・ペイサーズに3連敗で敗れた。

ブライアン・ヒルHC

1994-95シーズンはシカゴ・ブルズからリバウンドの取れるホーレス・グラントをフリーエージェントで獲得してベストの布陣を築き上げ、57勝25敗でイースタン1位でシーズンを終えた。プレーオフでは、セルティックスマイケル・ジョーダンが復帰したばかりのブルズ、そしてペイサーズを破り、チーム設立5年目でNBAファイナルに進出した。ヒューストン・ロケッツとのファイナルはアキーム・オラジュワンとオニールのセンター対決に加え、お互いにいいシューターが揃っていた点で「3ポイントシュートの雨あられが降るだろう」と言われた。レギュラーシーズンをウェスタン6位と苦しみながら2年連続ファイナルに進出したヒューストン・ロケッツと比べて、若さや勢い、チーム戦力などから、下馬評ではオーランド・マジック優位との声が強かった。しかし、戦いが始まってみると経験豊富なヒューストン・ロケッツの前にリードしては逆転されるという試合展開が続き、大方の予想とは異なり4連敗で敗れ去った。シリーズ第2戦では、後にオニールと共にロサンゼルス・レイカーズでNBAファイナル優勝を果たしたロバート・オーリーにファイナル新記録の7スティールを喫した。

1995-96シーズン、マジックは60勝22敗の成績で第2シードとなり、プレーオフではデトロイト・ピストンズアトランタ・ホークスを破ったが、この年から3連覇することになるシカゴ・ブルズに4連敗で敗れた。シーズン終了後、オニールは「ブライアン・ヒルのもとでは優勝できない」という言葉を吐き、ロサンゼルス・レイカーズに移った。

シャック退団後

1996-97シーズン、マジックはハーダウェイやダレル・アームストロング、新しくフリーエージェントで加入したロニー・サイカリーを軸に戦って45勝37敗の成績を残した。このシーズンの開幕2連戦で、オーランド・マジックは日本を訪れ、ニュージャージー・ネッツと対戦した。プレーオフではマイアミ・ヒートと1回戦で対戦、最初の2ゲームで連敗したが、第5戦までもつれこませることができた。

1997-98シーズン、マジックは監督にチャック・デイリー、フロントにはジュリアス・アービングを迎え、新たな体制を整えた。しかしハーダウェイの怪我もあり、ニック・アンダーソン、新しく加入したボー・アウトロー英語版を中心に戦ったが41勝41敗と苦戦してプレーオフには進出できずに終わった。シーズン途中にサイカリーをニュージャージー・ネッツにトレードして複数の選手や将来のドラフト指名権と交換した。

1998-99シーズンはハーダウェイが故障から復帰、ドミニク・ウィルキンスジェラルド・ウィルキンス英語版兄弟の獲得などをして33勝17敗でイースタン1位タイ(この年はロックアウトのためシーズン短縮)と躍進したがプレーオフでは1回戦でアレン・アイバーソン率いるフィラデルフィア・セブンティシクサーズに敗退した。シーズン終了後、ハーダウェイはフェニックス・サンズダニー・マニング(試合出場なし)、パット・ギャリティなどとトレードされ、アンダーソン、ホーレス・グラントもトレードでチームを去った。

1999-2000シーズン、スター選手がいない中で、アームストロング、アウトロー、そして若き日のベン・ウォーレスの活躍で41勝41敗と踏みとどまり、新ヘッドコーチのドック・リバース最優秀コーチ賞を受賞した。2000年のオフシーズン、前シーズンに節約した選手年俸トレイシー・マグレディグラント・ヒルを獲得した。

2000年代

2000-01シーズン、マグレディがこの年開花してトップスコアラーの仲間入りをした。またドラフトで獲得したマイク・ミラーは新人王を受賞した。しかしグラント・ヒルは怪我で4試合しか出られずに43勝39敗と平凡に終わった。

2001-02シーズンパトリック・ユーイング、ホーレス・グラントを獲得したが、グラント・ヒルは故障がちで、マグレディ、アームストロング、マイク・ミラー中心の戦いを強いられ44勝38敗、プレーオフではバロン・デイビス率いるシャーロット・ホーネッツに1勝3敗で敗れた。

2002-03シーズンショーン・ケンプを獲得したが浮上のきっかけを掴めず、マイク・ミラーメンフィス・グリズリーズに放出され42勝40敗、プレーオフではデトロイト・ピストンズを後一歩のところまで追い詰めた処で、マグレディの挑発で怒られたピストンズ全員は3連勝で逆転され、屈辱な敗北を喫した。2003-04シーズンも、マグレディは得点王を獲得するため無理やり得点を上げたせいで、マジックはさらに苦しみ19連敗を含む21勝61敗の結果に終わった。

ハワードの時代

ドワイト・ハワード

2004年のオフシーズン、チームは大胆な再建に取りかかり、マグレディはスティーブ・フランシスらとトレードでヒューストン・ロケッツに放出され、フリーエージェントでヒド・ターコルーを獲得した。ドラフトでは1993年以来の全体1位指名権を獲得し、ドワイト・ハワードジャミーア・ネルソンを指名、時間を掛けて育成する方針を採ることになった。

ジャミーア・ネルソン

2004-05シーズン、健康になったグラント・ヒルがオールスターに出場する活躍を見せたものの、終盤に失速し、36勝46敗と負け越し、プレーオフ進出も逃した。

2005-06シーズンは、ブライアン・ヒルがヘッドコーチに復帰、再びグラント・ヒルが故障したこともあり、序盤は大きく低迷した。チームはフランシスをニューヨーク・ニックスへ放出し、デトロイト・ピストンズよりカルロス・アローヨダーコ・ミリチッチを加えた。オールスター後、チームは快進撃を続け、前年と同じ36勝46敗まで持ち直しシーズンを終えた。

2006-07シーズン、前シーズン後半の勢いを続けイースタン首位を快走している。最終的になんとかプレーオフに進出するが、4年連続カンファレンスファイナル進出中のデトロイト・ピストンズを止めることができず4連敗し、ブライアン・ヒルは解任された。

スタン・ヴァン・ガンディHC

2007-2008シーズン前、マジックは大きな動きを見せた。スタン・ヴァン・ガンディをヘッドコーチに招聘し、長年チームに在籍したグラント・ヒルはフェニックス・サンズに移籍、シアトル・スーパーソニックスからラシャード・ルイスを獲得した。前年29位という得点力の低さを改善する為で、この動きはとても注目された。そして迎えた開幕戦、ミルウォーキー・バックスに19点差をつけ快勝。その後同じく大型トレードで成功を収めていたボストン・セルティックスに初めて勝利し、8連勝を止めてみせた。特に大黒柱のドワイト・ハワードの活躍は目覚しく史上最年少でリバウンド王に輝き、またヒド・ターコルーMIPを受賞、チームはシャック&ハーダウェイ時代以来の好成績となる52勝30敗でレギュラーシーズンを終えた。プレーオフでは1回戦でトロント・ラプターズを降し、カンファレンス準決勝まで進出するが、ピストンズの前に2年連続で敗退した。

2008-2009シーズン、チームは14年ぶりにNBAファイナルに進出したがロサンゼルス・レイカーズに1勝4敗で敗れた。シーズン後、主力のターコルーがチームを離れ、ニュージャージー・ネッツからビンス・カーターを獲得した。

2009-2010シーズンのプレーオフでは1回戦、2回戦を無傷の8連勝で勝ち上がったがカンファレンスファイナルでボストン・セルティックスに2勝4敗で敗れシーズンを終えた。

2010年代

2010-2011シーズン12月、主力メンバーでルイスをワシントン・ウィザーズへ、カーター、マルチン・ゴルタットミカエル・ピートラスフェニックス・サンズへ放出した。代わりにウィザーズからギルバート・アリーナスを、サンズからジェイソン・リチャードソン、ターコルー、アール・クラークを獲得するビッグトレードを行ったが、このトレードが失敗となり、プレーオフには第4シードで進出したが、1回戦で昨年スウィープしたアトランタ・ホークスに2勝4敗で敗れる結果となってしまった。

2011-2012シーズンは、ロックアウトで開幕が遅れ、チームはドワイト・ハワードの契約問題に振り回された。そのハワードは契約を1年延ばしトレード期限後もチームに残留したが、腰の故障に悩まされシーズン終盤とプレーオフを欠場。大黒柱を失ったチームが勝てるわけがなく、第6シードとなったチームは、1回戦でインディアナ・ペイサーズに1勝4敗で敗れシーズンを終えた。

シーズン終了後、ハワードはロサンゼルス・レイカーズフィラデルフィア・セブンティシクサーズデンバー・ナゲッツの4チーム12人が絡むトレードでレイカーズに放出され、アーロン・アフラロアル・ハリントンらを獲得。チームは再建期に突入した。

ニコラ・ブーチェビッチ

2012-13シーズンは、スタン・ヴァン・ガンディヘッドコーチ、オーティス・スミスGMが解任され、ロブ・ヘニガン新GMのもと、ハワードをロサンゼルス・レイカーズに放出後、新ヘッドコーチに、サンアントニオ・スパーズからジャック・ヴォーンを迎え、騒動を一先ず収束させた。ネルソンとターコルー、J・J・レディックグレン・デイビスの残留するところへ、中堅のアフラロ、ハリントン、ジョシュ・マクロバーツを補強し開幕を迎えた。シーズン後半に故障者が続出し最終的に、20勝しか挙げられずディビジョン最下位にまで沈んで、プレーオフ進出は逃したものの、ニコラ・ブーチェビッチらの成長は見られた。

チーム再構築

2013-14シーズンは、前年の戦績から、ドラフト2位指名権が得られ、名門インディアナ大学出身のビクター・オラディポを指名した。PG、SGの両方をこなすことができるオラディポは、新人王こそマイケル・カーター=ウィリアムスに譲ったものの、44試合に先発出場し、トリプルダブルも記録するなど、ルーキーイヤーとしては十分な活躍を見せた。しかしながら、戦績は23勝59敗と振るわずディビジョン最下位が続いた。

アーロン・ゴードン

2014-15シーズンは、ネルソンとアフラロの放出、チャニング・フライベン・ゴードンルーク・リドナーウィリー・グリーンらのベテラン勢の補強と、ドラフト4位指名で、アーロン・ゴードンを獲得し、これまでのチームカラーが薄まる形で開幕に臨んだが、チーム状況は好転せず、2015年2月5日にジャック・ヴォーンヘッドコーチは解任された。その後も調子は上がらず、25勝57敗止まりで3年連続で30勝に届かなかった。そして5月29日に、マジックOBでもあるスコット・スカイルズのヘッドコーチ就任が発表された。

スカイルズを新ヘッドコーチに迎えて挑んだ2015-16シーズンは、開幕当初は5割前後の戦いで踏ん張ってきたが、徐々に負け星が増え、トレード期限日の24勝30敗の時点でミルウォーキー・バックス時代からスカイルズと確執が根深かったトバイアス・ハリスデトロイト・ピストンズに放出。結局はその後も調子は上がらず、前シーズンより10勝上積みしたのに止まり、35勝47敗で終え、スカイルズは5月12日に辞任を表明した。

スカイルズが辞任したマジックは、インディアナ・ペイサーズを躍進させたフランク・ヴォーゲルを新HCに招聘し、更に2016年のNBAドラフトでは、オクラホマシティ・サンダーを相手に大型トレードを敢行。サージ・イバーカを新たに獲得し、更にビスマック・ビヨンボ契約するなど、積極的に動いた。しかし、2016-2017シーズンも悪い流れは変わらず、トレード期限日にはイバーカをトロント・ラプターズに放出するなど、歯車は噛み合わず、29勝53敗で終了した。2017-18シーズンは、開幕当初は5割前後だが、その後大きな連敗し、さらに主力の怪我人が続出し最終的に25勝57敗で終え、ヴォーゲルはそのシーズン終了後に解任された。

スティーブ・クリフォードを新監督に添え、2018-19シーズンを迎えた。昨季よりも守備力が向上。カンファレンス7位でレギュラーシーズンを終え、7年ぶりにプレーオフ進出を果たした。ニコラ・ブーチェビッチNBAオールスターゲームのリザーブに選ばれた。プレーオフでは、トロント・ラプターズとの1回戦で先に先手を取るも、その後4連敗で敗退した。ラプターズはNBAファイナルで優勝した。

2020年代

2020-21シーズンジョナサン・アイザックが2020年8月に前十字靭帯断裂[4]マーケル・フルツも開幕直後に前十字靭帯断裂で離脱した影響で低迷した[5]。更にトレード期限までに大型契約を抱えていたニコラ・ブーチェビッチ[6]アーロン・ゴードン[7]エバン・フォーニエらも放出[8]。スティーブ・クリフォードHCは解雇され[9]、新たなヘッドコーチとしてジャマール・モズリーが就任した[10]

2021年のNBAドラフトにて全体5位でジェイレン・サッグス、全体8位でフランツ・ワグナーを指名した。

バンケロの時代

パオロ・バンケロ

2022年のドラフトにて、全体1位でパオロ・バンケロ、全体32位でケイレブ・ヒュースタンを指名した[11]。このシーズン、バンケロは即戦力として活躍してシーズン平均20得点を記録し、チームは前年度の22勝を上回る34勝を記録。結果的に、バンケロは新人王を受賞した[12]

2023年のドラフトにて全体6位でアンソニー・ブラック、全体11位でジェット・ハワードを指名した[13]

2023-24シーズンは、バンケロ、サッグス、ワグナーらを中心にプレーオフチームとして台頭した。バンケロは自身初となるオールスターに選出、サッグスはチームの守備の要として躍動し、チームはイースタン・カンファレンス5位でプレーオフ進出を果たした。しかし、プレーオフ第1回戦でドノバン・ミッチェル擁するクリーブランド・キャバリアーズに第7戦の末に敗れた。

シーズンごとの成績

Note: 勝 = 勝利数, 敗 = 敗戦数, % = 勝率

シーズン % プレーオフ 結果
オーランド・マジック
1989-90 18 64 .220
1990-91 31 51 .378
1991-92 21 61 .463
1992-93 41 41 .500
1993-94 50 32 .610 1回戦敗退 ペイサーズ 3, マジック 0
1994-95 57 25 .695 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝勝利
NBAファイナル英語版敗退
マジック 3, セルティックス 1
マジック 4, ブルズ 2
マジック 4, ペイサーズ 3
ロケッツ 4, マジック 0
1995-96 60 22 .732 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝敗退
マジック 3, ピストンズ 0
マジック 4, ホークス 1
ブルズ 4, マジック 0
1996-97 45 37 .549 1回戦敗退 ヒート 3, マジック 2
1997-98 41 41 .500
1998-99 33 17 .660 1回戦敗退 シクサーズ 3, マジック 1
1999-2000 41 41 .500
2000-01 43 39 .524 1回戦敗退 バックス 3, マジック 1
2001-02 44 38 .537 1回戦敗退 ホーネッツ 3, マジック 1
2002-03 42 40 .512 1回戦敗退 ピストンズ 4, マジック 3
2003-04 21 61 .256
2004-05 36 46 .439
2005-06 36 46 .439
2006-07 40 42 .488 1回戦敗退 ピストンズ 4, マジック 0
2007-08 52 30 .634 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
マジック 4, ラプターズ 1
ピストンズ 4, マジック 1
2008-09 59 23 .720 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝勝利
NBAファイナル英語版敗退
マジック 4, シクサーズ 2
マジック 4, セルティックス 3
マジック 4, キャブス 2
レイカーズ 4, マジック 1
2009-10 59 23 .720 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝敗退
マジック 4, ボブキャッツ 0
マジック 4, ホークス 0
セルティックス 4, マジック 2
2010-11 52 30 .634 1回戦敗退 ホークス 4, マジック 2
2011-12 37 29 .561 1回戦敗退 ペイサーズ 4, マジック 1
2012-13 20 62 .244
2013-14 23 59 .280
2014–15 25 57 .305
2015–16 35 47 .427
2016–17 29 53 .354
2017–18 25 57 .305
2018–19 42 40 .512 1回戦敗退 ラプターズ 4, マジック 1
2019–20 33 40 .452 1回戦敗退 バックス 4, マジック 1
2020–21 21 51 .292
2021–22 22 60 .268
2022–23 34 48 .415
2023–24 47 35 .573 1回戦敗退 キャバリアーズ 4, マジック 3
通算勝敗 1,315 1,488 .469
プレーオフ 62 78 .443

主な選手

現役選手

プレーヤー スタッフ
Pos. # 名前 国籍 年齢 身長 体重 出身
G 50 コール・アンソニー (Cole Anthony) 25 (2000/05/15) 6 ft 3 in (1.91 m) 190 lb (86 kg) ノースカロライナ大学 
F 5 パオロ・バンケロ (Paolo Banchero) 22 (2002/11/12) 6 ft 10 in (2.08 m) 250 lb (113 kg) デューク大学 
C 35 ゴガ・ビターゼ (Goga Bitadze) 25 (1999/07/20) 6 ft 11 in (2.11 m) 250 lb (113 kg) ジョージア 
G 0 アンソニー・ブラック (Anthony Black) 21 (2004/01/20) 6 ft 7 in (2.01 m) 220 lb (100 kg) アーカンソー大学 
G 3 ケンテイビアス・コールドウェル=ポープ (Kentavious Caldwell-Pope) 32 (1993/02/18) 6 ft 5 in (1.96 m) 204 lb (93 kg) ジョージア大学 
F/C 34 ウェンデル・カーター・ジュニア (Wendell Carter Jr.) 26 (1999/04/16) 6 ft 10 in (2.08 m) 255 lb (116 kg) デューク大学 
F 23 トリスタン・ダ・シウバ (Tristan da Silva) 24 (2001/05/15) 6 ft 9 in (2.06 m) 220 lb (100 kg) コロラド大学 
G 14 ゲイリー・ハリス (Gary Harris) 30 (1994/09/14) 6 ft 4 in (1.93 m) 210 lb (95 kg) ミシガン州立大学 
F 2 ケイレブ・ヒュースタン (Caleb Houstan) 22 (2003/01/09) 6 ft 8 in (2.03 m) 205 lb (93 kg) ミシガン大学 
F 13 ジェット・ハワード (Jett Howard) 21 (2003/09/14) 6 ft 8 in (2.03 m) 215 lb (98 kg) ミシガン大学 
F 1 ジョナサン・アイザック (Jonathan Isaac) 27 (1997/10/03) 6 ft 11 in (2.11 m) 210 lb (95 kg) フロリダ州立大学 
G 10 コーリー・ジョセフ (Cory Joseph) 33 (1991/08/20) 6 ft 3 in (1.91 m) 200 lb (91 kg) テキサス大学 
G 8 マック・マクラング (Mac McClung)  26 (1999/01/06) 6 ft 2 in (1.88 m) 185 lb (84 kg) テキサス工科大学 
G 12 トレベリン・クイーン (Trevelin Queen)  28 (1997/02/25) 6 ft 5 in (1.96 m) 190 lb (86 kg) ニューメキシコ州立大学 
G 4 ジェイレン・サッグス (Jalen Suggs)  24 (2001/06/03) 6 ft 4 in (1.93 m) 205 lb (93 kg) ゴンザガ大学 
G 55 イーサン・トンプソン (Ethan Thompson)  26 (1999/05/04) 6 ft 5 in (1.96 m) 195 lb (88 kg) オレゴン州立大学 
F 22 フランツ・ワグナー (Franz Wagner) 23 (2001/08/27) 6 ft 9 in (2.06 m) 220 lb (100 kg) ミシガン大学 
F/C 21 モリツ・ワグナー (Moritz Wagner)  28 (1997/04/26) 6 ft 11 in (2.11 m) 245 lb (111 kg) ミシガン大学 
ヘッドコーチ
ジャマール・モズリー(Jamahl Mosley)
アシスタントコーチ
  ジェレマイア・ボスウェル (Jeremiah Boswell)
  ブレット・ブライエルメイアー (Bret Brielmaier)
  リオネル・チャルマーズ (Lionel Chalmers)
  ジェシー・マーマイズ (Jesse Mermuys)

記号説明


外部リンク


更新日:2025年07月7日

保有するドラフト交渉権

マジックは、NBA以外のリーグでプレーしている以下の未契約ドラフト指名選手の交渉権を保有している。ドラフトで指名された選手(海外出身の選手または大学選手で、ドラフトで指名したチームと契約していない選手)は、NBA以外のどのチームとでも契約することが認められており、この場合、そのチームは、その選手のNBA以外のチームとの契約が終了してから1年後まで、その選手のNBAでの交渉権を保持することになる[14]。このリストには、他球団とのトレードで獲得した交渉権も含まれている。

ドラフト年 巡目 指名順 選手 Pos. 国籍 現所属チーム 注釈 参照
2018 2 43 ジャスティン・ジャクソン F カナダ カルガリー・サージ英語版 (カナダ) デンバー・ナゲッツから獲得 [15]

年代別主要選手

太文字…殿堂入り選手 (C)…優勝時に在籍した選手 (M)…在籍時にMVPを獲得した選手 (50)…偉大な50人 (75)…偉大な75人

栄誉

FIBA殿堂入り

オーランド・マジックFIBA殿堂入り
選手
No. 名前 Pos. 在籍期間 殿堂入り年
32 シャキール・オニール C 1992–1996 2017
コーチ
名前 役職 在籍期間 殿堂入り年
チャック・デイリー ヘッドコーチ 1997–1999 2021

オーランド・マジック殿堂入り

2014年にマジックは、チームやコミュニティに多大なる影響を与えた選手、コーチ、エグゼクティブなどを称えるために、チームの殿堂入りを創設した[19][20]

オーランドマジック
選手
No. 名前 Pos. 在籍期間 殿堂入り年
25 ニック・アンダーソン G 1989–1999 2014[21]
32 シャキール・オニール C 1992–1996 2015[22]
1 ペニー・ハーダウェイ G 1993–1999 2017[23]
1 トレイシー・マグレディ G/F 2000–2004 2018
10 ダレル・アームストロング G 1995–2003 2020[24]
3 デニス・スコット F 1990–1997 2023[25]
スタッフ
名前 役職 在籍期間 殿堂入り年
パット・ウィリアムズ 共同創設者 1988– 2014[21]
リチャード・デヴォス オーナー 1991–2018 2016[26]
ジム・へウィット 創設者 2017
デビッド・スティール アナウンサー 1989– 2019
ブライアン・ヒル ヘッドコーチ 1993–1997
2005–2007
2022[27]
ジョン・ガブリエル ゼネラルマネージャー 1996–2004 2022[27]

コーチ、その他

歴代ヘッドコーチ

チーム記録

関連項目

脚注

  1. ^ “Orlando Magic Unveil New Logo”. NBA Media Ventures, LLC. (2010年6月15日). https://www.nba.com/magic/news/newlogo_unveiled_061510.html 2016年5月20日閲覧. "The new logo incorporates the Magic's current jersey wordmark giving a more integrated look. It also continues the team's colors with the Magic blue, Magic black and Magic silver." 
  2. ^ Orlando Magic Reproduction Guideline Sheet”. NBA Properties, Inc.. 2017年12月22日閲覧。
  3. ^ “Disney Believes in Magic”. OrlandoMagic.com (Press release). NBA Media Ventures. 20 June 2017. 2017年12月17日閲覧.
  4. ^ Jonathan Isaac Undergoes Successful Surgery to Repair Torn ACL”. NBA.com (2020年8月7日). 2020年8月7日閲覧。
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  15. ^ 2018 NBA Draft Trade Tracker”. NBA.com. 2018年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月21日閲覧。
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  22. ^ Denton, John (2015年3月12日). “Magic to Induct Shaq Into Magic Hall Of Fame”. NBA Media Ventures, LLC. オリジナルの2017年2月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170203064609/http://www.nba.com/magic/news/magic-induct-shaq-magic-hall-fame/ 2017年1月26日閲覧。 
  23. ^ Denton, John (2017年1月20日). “Penny Hardaway Inducted Into Magic Hall of Fame”. NBA Media Ventures, LLC. オリジナルの2017年2月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170203064605/http://www.nba.com/magic/news/penny-hardaway-inducted-hall-of-fame-20170120 2017年1月26日閲覧。 
  24. ^ Denton, John (2020年2月21日). “Darrell Armstrong Inducted Into Magic Hall of Fame”. NBA Media Ventures, LLC. オリジナルの2020年3月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200301041317/https://www.nba.com/magic/darrell-armstrong-inducted-orlando-magic-hall-of-fame-20200221 2020年5月19日閲覧。 
  25. ^ Dennis Scott to be Inducted Into Orlando Magic Hall of Fame”. NBA.com (2022年11月26日). 2024年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月6日閲覧。
  26. ^ “Orlando Magic Senior Chairman Rich DeVos Inducted Into Magic Hall of Fame”. NBA Media Ventures, LLC. (2016年3月29日). オリジナルの2017年2月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170203061603/http://www.nba.com/magic/news/orlando-magic-senior-chairman-rich-devos-inducted-magic-hall-fame-20160329 2017年1月26日閲覧。 
  27. ^ a b Orlando Magic Induct John Gabriel and Brian Hill into the Magic Hall of Fame”. NBA.com (2022年3月2日). 2024年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月6日閲覧。

外部リンク


オーランド・マジック (2013)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 17:53 UTC 版)

ベイノ・ウードリック」の記事における「オーランド・マジック (2013)」の解説

2013年2月22日にオーランド・マジックとの大型トレードマジック移籍

※この「オーランド・マジック (2013)」の解説は、「ベイノ・ウードリック」の解説の一部です。
「オーランド・マジック (2013)」を含む「ベイノ・ウードリック」の記事については、「ベイノ・ウードリック」の概要を参照ください。

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