ルーキー・オブ・ザ・イヤー_(NBA)とは? わかりやすく解説

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NBAルーキー・オブ・ザ・イヤー賞

(ルーキー・オブ・ザ・イヤー_(NBA) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 08:44 UTC 版)

ウィルト・チェンバレン (1959–60)

ルーキー・オブ・ザ・イヤー (NBA Rookie of the Year Award) は、NBAにおいて、レギュラーシーズンで最も活躍したルーキー(新人)に贈られる賞である。1952-53シーズンに制定された。アメリカ合衆国カナダのスポーツ記者及び放送関係者による投票で、1位票は5ポイント、2位票は3ポイント、3位票は1ポイントを獲得し、1位票の数にかかわらず、合計で1番多く得票したプレーヤーの受賞となる[1]。得票数が同じ場合はダブル受賞となる。

20人がドラフト1位の選手で、14人が後にMVPを受賞している。25人が後に殿堂入りを果たしている。3シーズンで複数授賞となっている。[2]

ラルフ・サンプソンデビッド・ロビンソンブレイク・グリフィンデイミアン・リラードカール=アンソニー・タウンズビクター・ウェンバンヤマの6人が満場一致で選ばれている[3]

この賞の決定後、現役ヘッドコーチの投票によりNBAオールルーキーチームの栄誉が決定される。ほとんどの場合、ルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞者が最高得票になるが、ルーキーの当たり年では、カーメロ・アンソニーアル・ホーフォードのようにルーキー・オブ・ザ・イヤーよりも高得点で1stチームに選ばれるプレーヤーが出る場合もある。

歴代受賞者

リック・バリー (1965-66)
ルー・アルシンダー (1969-70)
ラリー・バード (1979-80)
マイケル・ジョーダン (1984-85)
シャキール・オニール (1992–93)
ティム・ダンカン (1997–98)
レブロン・ジェームズ (2003-04)
ケビン・デュラント (2007-08)
カイリー・アービング (2011-12)
ルカ・ドンチッチ (2018-19)
ビクター・ウェンバンヤマ (2023-24)
* 殿堂入り
^ 現役選手
満票選出
# ドラフト指名順位
T 地域指名
Season Player Pos. Team #
1952–53 ドン・マイネケ F/C フォートウェイン・ピストンズ 12
1953–54 レイ・フェリックス C ボルティモア・ブレッツ 1
1954–55 ボブ・ペティット* F/C ミルウォーキー・ホークス 2
1955–56 モーリス・ストークス* F/C ロチェスター・ロイヤルズ 2
1956–57 トム・ヘインソーン* F ボストン・セルティックス T
1957–58 ウッディ・ソウルズベリー F/C フィラデルフィア・ウォリアーズ 60
1958–59 エルジン・ベイラー* F ミネアポリス・レイカーズ 1
1959–60 ウィルト・チェンバレン* C フィラデルフィア・ウォリアーズ T
1960–61 オスカー・ロバートソン* G シンシナティ・ロイヤルズ 1/T
1961–62 ウォルト・ベラミー* C シカゴ・パッカーズ 1
1962–63 テリー・ディッシンガー F/G シカゴ・ゼファーズ 8
1963–64 ジェリー・ルーカス* F/C シンシナティ・ロイヤルズ T
1964–65 ウィリス・リード* C/F ニューヨーク・ニックス 8
1965–66 リック・バリー* F サンフランシスコ・ウォリアーズ 2
1966–67 デイブ・ビン* G デトロイト・ピストンズ 2
1967–68 アール・モンロー* G ボルティモア・ブレッツ 2
1968–69 ウェス・アンセルド* C/F ボルティモア・ブレッツ 2
1969–70 ルー・アルシンダー* C ミルウォーキー・バックス 1
1970–71 デイブ・コーウェンス* C/F ボストン・セルティックス 4
ジェフ・ペトリー G ポートランド・トレイルブレイザーズ 8
1971–72 シドニー・ウィックス F/C ポートランド・トレイルブレイザーズ 2
1972–73 ボブ・マカドゥー* C/F バッファロー・ブレーブス 2
1973–74 アーニー・ディグレゴリオ G バッファロー・ブレーブス 3
1974–75 ジャマール・ウィルクス* F/G ゴールデンステート・ウォリアーズ 11
1975–76 アルヴァン・アダムス C/F フェニックス・サンズ 4
1976–77 エイドリアン・ダントリー* F/G バッファロー・ブレーブス 6
1977–78 ウォルター・デイヴィス G/F フェニックス・サンズ 5
1978–79 フィル・フォード G カンザスシティ・キングス 2
1979–80 ラリー・バード* F ボストン・セルティックス 6
1980–81 ダレル・グリフィス G ユタ・ジャズ 2
1981–82 バック・ウィリアムズ F/C ニュージャージー・ネッツ 3
1982–83 テリー・カミングス F サンディエゴ・クリッパーズ 2
1983–84 ラルフ・サンプソン* C/F ヒューストン・ロケッツ 1
1984–85 マイケル・ジョーダン* G シカゴ・ブルズ 3
1985–86 パトリック・ユーイング* C ニューヨーク・ニックス 1
1986–87 チャック・パーソン F インディアナ・ペイサーズ 4
1987–88 マーク・ジャクソン G ニューヨーク・ニックス 18
1988–89 ミッチ・リッチモンド* G ゴールデンステート・ウォリアーズ 5
1989–90 デビッド・ロビンソン* C サンアントニオ・スパーズ 1
1990–91 デリック・コールマン F ニュージャージー・ネッツ 1
1991–92 ラリー・ジョンソン F シャーロット・ホーネッツ 1
1992–93 シャキール・オニール* C オーランド・マジック 1
1993–94 クリス・ウェバー* F/C ゴールデンステート・ウォリアーズ 1
1994–95 ジェイソン・キッド* G ダラス・マーベリックス 2
グラント・ヒル* F/G デトロイト・ピストンズ 3
1995–96 デイモン・スタウダマイアー G トロント・ラプターズ 7
1996–97 アレン・アイバーソン* G フィラデルフィア・76ers 1
1997–98 ティム・ダンカン* F/C サンアントニオ・スパーズ 1
1998–99 ヴィンス・カーター* G トロント・ラプターズ 5
1999–00 エルトン・ブランド F シカゴ・ブルズ 1
スティーブ・フランシス G ヒューストン・ロケッツ 2
2000–01 マイク・ミラー F/G オーランド・マジック 5
2001–02 パウ・ガソル* F/C メンフィス・グリズリーズ 3
2002–03 アマレ・スタウダマイアー F/C フェニックス・サンズ 9
2003–04 レブロン・ジェームズ^ F クリーブランド・キャバリアーズ 1
2004–05 エメカ・オカフォー C/F シャーロット・ボブキャッツ 2
2005–06 クリス・ポール^ G ニューオーリンズ・ホーネッツ 4
2006–07 ブランドン・ロイ G ポートランド・トレイルブレイザーズ 6
2007–08 ケビン・デュラント^ F シアトル・スーパーソニックス 2
2008–09 デリック・ローズ^ G シカゴ・ブルズ 1
2009–10 タイリーク・エバンス G/F サクラメント・キングス 4
2010–11 ブレイク・グリフィン^ F ロサンゼルス・クリッパーズ 1
2011–12 カイリー・アービング^ G クリーブランド・キャバリアーズ 1
2012–13 デイミアン・リラード^ G ポートランド・トレイルブレイザーズ 6
2013–14 マイケル・カーター=ウィリアムス^ G フィラデルフィア・76ers 11
2014–15 アンドリュー・ウィギンス^ F/G ミネソタ・ティンバーウルブズ 1
2015–16 カール=アンソニー・タウンズ^ C ミネソタ・ティンバーウルブズ 1
2016–17 マルコム・ブログドン^ G ミルウォーキー・バックス 36
2017–18 ベン・シモンズ^ F/G フィラデルフィア・76ers 1
2018–19 ルカ・ドンチッチ^ G/F ダラス・マーベリックス 3
2019–20 ジャ・モラント^ G メンフィス・グリズリーズ 2
2020–21 ラメロ・ボール^ G シャーロット・ホーネッツ 3
2021–22 スコッティ・バーンズ^ F トロント・ラプターズ 4
2022–23 パオロ・バンケロ^ F オーランド・マジック 1
2023–24 ビクター・ウェンバンヤマ^ C/F サンアントニオ・スパーズ 1

脚註

  1. ^ Trail Blazers’ Brandon Roy Named 2006-07 T-Mobile NBA Rookie of the Year”. NBA.com. Turner Sports Interactive, Inc (2007年5月3日). 2008年7月10日閲覧。
  2. ^ Brand, Francis named NBA co-rookies of the year”. CBC Sports (2000年11月10日). 2008年7月13日閲覧。
  3. ^ Damian Lillard named top rookie”. ESPN.com. ESPN Internet Ventures (2013年5月1日). 2013年5月2日閲覧。

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