オルテウス級戦艦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/27 23:15 UTC 版)
「オウバードフォースシリーズ」の記事における「オルテウス級戦艦」の解説
デュミナスの新鋭戦艦で、アレギウス級の拡大改良型として建造されたが実質的に別設計である為、オルテウス級と区別された。建造中デトロワ軍に完成間近の「オルテウス」は接収を受け、占領下で建造が再開されたが、作業はサボタージュ等で遅々として進まずその間にデュミナス解放軍が本星奪還し、「オルテウス」は本来のデュミナス軍が運用する事となった。艦隊旗艦としての能力は最先端の指揮管制システムを採用しているため非常に高い反面、竣工が大幅に遅れたため、バーナント級等の列国の新型戦艦に比べ、直接戦闘力は同等かやや劣っている。これは、艦速は大出力の機関を搭載したものの、船体の大型化でデトロワ軍のグロフス級に次ぐ巨艦となって質量が増えた事で相殺されて高速化が困難となったことと、兵装はレーザー砲塔がDLG88ボルテクスDの長射程型となっている以外真新しい兵装が無いため、機動性、火力はアレギウス級とほぼ同程度であったためである。更に船体構造上の欠点として建造当時に自軍の空母の艦載機搭載能力の低さを補うべく、ハーディの運用を前提に安全性を高めるため発着艦スペースに余裕を持たせ、アムレード級に匹敵する航空艤装を持たせた結果、左右の船体が中央船体よりも高い位置にあるため、第一レーザー砲塔の射界が狭く、第二、第三レーザー砲塔が左右船体に並列に搭載されているため、片舷方向に集中運用が出来ず、突撃戦以外の使用―反航戦や交差戦での使用が難しくなってしまった。本艦級は戦艦としてより旗艦としての能力に特化した艦だといえる。全長503.5m,全幅132.2m,最大全高142.8m,総重量82,024t。
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