オリンピックお兄さん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 02:02 UTC 版)
滝島は2006年のトリノオリンピックから夏冬のオリンピックを7大会連続で現地応援している。しかも、ロンドンオリンピックからは開会式から閉会式まで現地に滞在している。ソチオリンピックでツイッターを使い始めた頃からフォロワーに「オリンピックお兄さん」と呼ばれたのがきっかけで以後その愛称が定着する。 オリンピック観戦のきっかけは、「当時付き合っていた彼女と喧嘩をしお詫びに連れて行ったフィギュアスケートの試合で、広い会場の後ろの席まで届くエッジが氷をかく音に、これ程激しいスポーツだったのかと感動し、当時抱えていた大きな仕事が片付いたら数ヶ月後のトリノオリンピックに行こうと決めたところ、片付いたので行ったら荒川静香さんの金メダルの演技を観て感動したから」との事。 また、オリンピック以外にも男子サッカーワールドカップはドイツ大会からロシア大会まで4大会連続、ワールドベースボールクラシックスは第2回大会から3大会連続、女子サッカーワールドカップはカナダ大会から現地応援している。 応援姿は白い道着に日の丸のハチマキ姿。度々海外メディアでも取り上げられ、ソチオリンピックフィギュアスケート女子フリーの浅田真央の演技の後に花束を手渡し、その場面の写真はUSA TODAYのweb版の浅田真央特集に掲載された。平昌オリンピックでは羽生結弦の2大会連続金メダルを特集したオリンピックチャンネルの動画にトリで登場している。ロシアワールドカップではロイター通信の記事に写真が掲載された。 オリンピックおじさんとして知られる山田直稔とは「約束しなくてもオリンピックの会場で会って一緒に応援する仲」で山田のお別れ会には山田の座右の銘が書かれた日の丸を持って参列した。 2018年秋頃から東京オリンピックが近づくにつれてメディア露出が増えている。 東京オリンピックについて「年間21132人、1日約58人も日本では自殺している。特に15歳から35歳までの死因第1位が自殺なのは先進7カ国で日本だけ。それは漠然とした不安が日本を覆っているから。日本で生活していれば、食べるのにも住むのにもそんなには困らない。でも、漠然と、毎日がつまらなかったり、夢を持てなかったりする。東京オリンピックで、命がけで何かを成し遂げ笑っている選手や、成し遂げられず涙する選手を見れば、きっと何かが変わる、日本を覆う不安を払拭できる」と語っている。 2019年6月20日に東京五輪のチケット販売抽選の結果が発表された。滝島は陸上男子100メートルなど9競技と開会式のチケットを計30枚(総額約200万円)申し込んだが、すべて落選だった。
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