オウム逃亡犯とは? わかりやすく解説

オウム逃亡犯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 02:26 UTC 版)

オウム真理教事件」の記事における「オウム逃亡犯」の解説

重大事件関与しつつも逃亡したオウム信者もいる。警察庁重大事件関与したオウム信者19人をオウム真理教関係特別手配被疑者として全国指名手配にした。1996年平成8年1月時点で7人のオウム真理教関係特別手配被疑者がいたが、同年11月14日には北村浩一八木澤善次が逮捕され同月24日松下悟史逮捕され12月3日には林泰男(後に小池改姓)が逮捕された。また特別手配ではないが教団初期殺人事件関与しながらも国外にいた大内利裕日本強制送還され、1998年逮捕された。1998年まで逮捕され一連のオウム事件逃亡犯については2011年まで裁判で刑が確定した1996年12月4日以降から約16年長期わたって平田信高橋克也菊地直子逃亡であったが、2012年1月1日平田が、6月3日には菊地が、同月15日には最後のオウム逃亡犯であった高橋逮捕された。なお菊池は起訴されたが2017年12月27日無罪確定した刑事訴訟法第254条2項により、オウム逃亡犯は共犯者公判中は公訴時効進行停止し、また2010年4月27日をもって刑法刑事訴訟法改正即日公布施行)によって高橋菊地指名手配容疑であった地下鉄サリン事件については殺人罪公訴時効廃止となり(殺人未遂罪の公訴時効15年のまま)、平田指名手配容疑であった公証人役場事務長逮捕監禁致死事件については逮捕監禁致死罪の公訴時効20年延長となり、公訴時効停止廃止延長となっていた。また、2010年平成22年以降捜査特別報奨金制度対象事件にも指定されていた。

※この「オウム逃亡犯」の解説は、「オウム真理教事件」の解説の一部です。
「オウム逃亡犯」を含む「オウム真理教事件」の記事については、「オウム真理教事件」の概要を参照ください。

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