エー‐ジー‐ピーとは? わかりやすく解説

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エー‐ジー‐ピー【AGP】


AGP

フルスペル:Accelerated Graphics Port
読み方:エージーピー

AGPとは、Intel開発したビデオカード用の規格である。1996年最初バージョンであるAGP1.0が登場し2002年のAGP3.0までリリースされた。

AGPでは、従来PCIバスから独立した画像動画といった大容量データ転送するための専用経路備えている。そのため、ビデオカードメインメモリーの間で高速データやり取りが可能となった

その後、より高性能PCI Express後継規格として一般的になっている。

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エージーピー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/26 18:19 UTC 版)

株式会社エージーピー
AGP CORPORATION
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 9377
2001年12月 - 2025年9月29日
(予定)[1]
略称 AGP
本社所在地 日本
144-0041
東京都大田区羽田空港1丁目7番1号 空港施設第2綜合ビル
設立 1965年12月16日
(日本空港動力株式会社)
業種 倉庫・運輸関連業
法人番号 2010801001391
事業内容 駐機中の航空機への電力、冷暖房等を提供する動力事業及び建物・諸設備、空港内外の主として空港関連設備の保守管理を行う整備事業
代表者 代表取締役社長執行役員 杉田武久
資本金 20億3875万円
発行済株式総数 13,510,000株[2]
売上高 連結:129億8688万2000円
(2024年3月期)[2]
営業利益 連結:10億5960万5000円
(2024年3月期)[2]
経常利益 連結:10億7500万2000円
(2024年3月期)[2]
純利益 連結:6億8949万7000円
(2024年3月期)[2]
純資産 連結:93億5392万5000円
(2024年3月期)[2]
総資産 連結:137億9636万9000円
(2024年3月期)[2]
決算期 3月31日
会計監査人 太陽有限責任監査法人
主要株主 日本航空 30.46%
日本空港ビルデング 24.49%
ANAホールディングス 18.29%
日本カストディ銀行(信託E口) 3.25%
(2024年3月31日現在)[2]
外部リンク https://www.agpgroup.co.jp/
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株式会社エージーピー(AGP CORPORATION)は、東京都大田区に本社を置き、航空機への動力供給などを手掛けている企業。東京証券取引所スタンダード市場上場。

概要

東京国際空港など国内11空港で駐機中の航空機への動力供給、手荷物運搬器具など空港内にある特殊設備や、空港内外の設備の保守・整備などを行っている[3][4]日本航空日本空港ビルデングの持分法適用会社でもある[5][6]

設立当初は東京国際空港では事業を行ってはおらず、成田国際空港開港前は大阪国際空港福岡空港千歳空港で航空機への動力供給事業を行っていた。東京国際空港における事業は、成田国際空港における事業開始から5年後である1983年に開始している。

2022年にはバッテリー式のGPUを開発し[4]、2024年に量産機の納入を開始した[7]

沿革

  • 1965年12月 - 日本空港動力株式会社として設立。
  • 1967年8月 - 大阪国際空港における営業を開始。
  • 1968年9月 - 福岡空港における営業を開始。
  • 1972年
    • 1月 - 千歳空港における営業を開始。
    • 7月 - 成田事業所を開設し、施設整備部門の営業を開始。
  • 1975年2月 - 子会社として那覇総合ビルサービス株式会社(後の株式会社エージーピー沖縄)を設立。
  • 1978年5月 - 成田国際空港における動力部門の営業を開始。
  • 1983年3月 - 東京国際空港における営業を開始。
  • 1984年11月 - 那覇空港における営業を開始。
  • 1986年12月 - 本社を東京都大田区羽田空港に移転。
  • 1992年7月 - 新千歳空港における営業を開始。
  • 1994年9月 - 関西国際空港における営業を開始。
  • 2000年9月 - 商号を株式会社エージーピーに変更。
  • 2001年12月 - 株式を店頭公開(後のJASDAQ)。
  • 2003年3月 - 広島空港における営業を開始。
  • 2004年10月 - 中部国際空港開港に先駆けて中部空港支店を開設。
  • 2006年2月 - 神戸空港における営業を開始。
  • 2020年
    • 2月 - 日本空港ビルデング三菱商事が保有していた全株式を取得し、日本航空と日本空港ビルデングの持分法適用会社となる[8]
    • 12月 - 株式会社エージーピー北海道、株式会社エージーピー開発、株式会社エージーピー関西、株式会社エージーピー九州の清算終了。
    • 2025年9月 - 東京証券取引所スタンダード市場上場廃止予定。10月に株式併合を行い、株主が日本航空、ANAホールディングス、日本空港ビルデングのみとなる予定[1][9]

事業所

関連会社

  • 株式会社エージーピー沖縄

脚注

外部リンク



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