エリンディル東方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 16:30 UTC 版)
「アリアンロッドRPG 2E」の記事における「エリンディル東方」の解説
第一版におけるエリンディル東方サプリメント(『エリンディル東方ガイド』)、リプレイ(「アリアンロッド・リプレイ・ブレイド」)は2011年2月に提供を開始したばかりであり、『2E』基本ルールブックや『ディスカバリーガイド』に、これらに大きな修正を加える踏み込んだ記述が盛り込まれなかったため、さほど大きな変化はない。 エリンディル西方聖暦992年に、天至大山脈の北に広がる「大草原」の諸部族が連合し、タルタル・ハン国を建国した。タルタルは建国当初より、より広い遊牧地を求めて西方への領土拡大を進め、その過程でサガークやファーンドーンといったイフォラハガル砂漠北東部のの小国家・都市国家を併合している。西進はなおも続き、近未来にはキルディア共和国を始めとする西方諸国との武力接触も予測されている。 一方タルタルは、建国以前よりセーリア大帝国とも緊張状態にある。タルタル諸部族の守護竜であるボルテモガイが魔族討伐のために有していた7つの武具が「地の粛清」で散逸し、その内の4つがセーリアにある事実が判明しているためだ。タルタル諸部族には、これらの武具を全て集めた部族が世界の王となるという伝承があり、武具の奪還を目指して何度もセーリアを攻撃したが、ここ数年は膠着状態が続き、民間レベルでは交流も行なわれている。 東海を挟んでセーリアに面するダイワ群島国では、元首「タイクーン」アオイ・テルユキが逝去し、一子カゲユキが世襲したばかりである。だがカゲユキは、地方領主「ダイミョウ」間の武力紛争に明け暮れる国内の安定と綱紀粛正を表明しながらも生来病弱の身にある。セーリアは対外諜報機関「鴉廠」を通じてカゲユキの政策方針を調査しているが、現在は特にセーリアの脅威となるほどではないと判断している。 なお、セーリア大皇帝リーファは、かつてセーリアで大乱を起こした魔族タマモがダイワ群島に潜み、復活の機会を狙っていると予見しており、この点で大皇帝とタイクーン家の間に密約が交わされた模様である。
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