エラー切手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 14:40 UTC 版)
エラー切手とは、切手の図案(デザイン)作成上の考察ミス、ないし印刷する彩色の誤りや印刷版の製作ミスや目打の挿入漏れなどといった製造ミスなど意図しないミスによって生じた切手である。
- 1 エラー切手とは
- 2 エラー切手の概要
- 3 参考文献
エラー切手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 17:52 UTC 版)
切手を印刷する際に、工員の手違いや機械の不調など、製造上のトラブルで発生した切手。本来なら工業製品として失格のため、検査工程で不合格となるべきものだが、まれに何らかの事情でかいくぐり、郵便局で販売され、切手収集家の手に入り珍重される。具体的には、目打の加工漏れや、印刷の色抜け、印刷が逆さまになってしまったもの(逆刷)や、糊がひいてある面に誤って印刷する(糊うえ印刷)など多種に及ぶ。ただし、実用版(印刷に用いる版、刷版)に偶然ゴミが挟まり、切手に変化が生じる場合もあるが、この程度ならエラー切手とみなされない場合が多い。また、目打ズレや裁断ミス、福耳なども、日本ではエラー扱いされるが、諸外国ではエラーとは呼ばず、フリーク・オッズ・プリンターズウェイストといった語があてられる。アメリカ切手には「宙返り24セント」(英名は "Inverted Jenny")と呼ばれる、世界的に有名なエラー切手がある(右写真)。
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エラー切手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 20:43 UTC 版)
詳細は「エラー切手」を参照 印刷上、あるいは目打、デザイン等の問題のある切手は廃棄されることが原則であるが、問題のある切手を完全に発見・廃棄することは不可能であり、それが出回った場合「エラー切手」として珍重される。有名なものとしてスウェーデンの「3シリング・バンコの黄色」、「喜望峰のウッドブロックの色違い」、日本の「龍五百文逆刷」、アメリカの「逆さのジェニー(英語版)」(米国での俗称"Inverted Jenny"の直訳。日本の収集家からは、額面にちなみ宙返り24セントと呼ばれるのが普通。逆さ刷りの郵便飛行機の図柄)などがあげられる。 スウェーデンの3シリング「バンコの黄色」切手。本来この切手は緑色で印刷されているが、印刷ミスによって黄色となった。 逆さのジェニーの名で知られる、24セント切手。中央の飛行機が反転して印刷されている。
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