エスサイエンスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > エスサイエンスの意味・解説 

エス・サイエンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/26 18:51 UTC 版)

株式会社エス・サイエンス
S・Science Company,Ltd.
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 日本
104-0061
東京都中央区銀座8-9-13
K-18ビル
設立 1946年4月13日
業種 非鉄金属
法人番号 6010001084903
事業内容 ニッケルの生産、不動産業、学習塾展開など
代表者 代表取締役社長 久永賢剛
資本金 1億円
(2024年3月31日現在)[1]
発行済株式総数 141,593,749株[1]
売上高 連結:15億4438万5000円
(2024年3月期)[1]
営業利益 連結:△2億7889万6000円
(2024年3月期)[1]
経常利益 連結:2億8239万7000円
(2024年3月期)[1]
純利益 連結:4億2642万3000円
(2024年3月期)[1]
純資産 連結:30億1090万7000円
(2024年3月31日現在)[1]
総資産 連結:32億7407万7000円
(2024年3月31日現在)[1]
従業員数 29人(2019年3月)
支店舗数 5
決算期 3月31日
会計監査人 KDA監査法人
主要株主 KAY LEO BROTHERS LIMITED 21.93%
(2025年3月14日現在)
主要子会社 志村産業株式会社、株式会社ガイド、株式会社なごみ設計
外部リンク http://www.s-science.jp/
テンプレートを表示

株式会社エス・サイエンスニッケル生産の老舗だが、不動産事業や学習塾も展開する企業。

売上高は2007年3月期をピークに2015年3月期まで8期連続で減少、2008年3月期以降2013年3月期まで6期連続で純損失を計上するなど経営状態が悪化していたが、2014年3月期は純利益を計上、2016年3月期には売上高も上昇に転じた。

2019年3月期の売上構成は、ニッケル事業62.6%、不動産事業29.7%、教育事業8.4%となっている。

沿革

  • 1946年昭和21年)
  • 1947年(昭和22年)4月 - 硫酸銅生産販売開始。
  • 1949年(昭和24年)1月 - 硫酸ニッケル生産販売開始。
  • 1950年(昭和25年)1月 - ニッケル地金生産販売開始。
  • 1951年(昭和26年)12月 - 東京都板橋区長後町(現在の板橋区東坂下)に移転。
  • 1953年(昭和28年)12月 - 東京証券取引所の市場第一部に上場。
  • 1963年(昭和38年)1月 - 東京板橋区に志村工事(株)を設立(昭和50年4月社名を志村産業(株)に変更)
  • 1982年(昭和57年)12月 - フェロニッケル操業終結。
  • 1990年平成2年)3月 - 事業目的に「貸金業」等5項目を追加。
  • 1992年(平成4年)6月 - 宅地建物取引業の免許を取得。不動産事業開始。
  • 1996年(平成8年)9月 - 特定建設業の許可を受け、営業活動開始。
  • 1998年(平成10年)- 環境事業に進出。
  • 2000年(平成12年)6月 - 定款を変更し、事業目的に「磁石・磁気素材の製造販売」等3項目を追加。
  • 2001年(平成13年)6月 - 定款を変更し、事業目的に「金属粉末の製造販売」を追加。
  • 2002年(平成14年)1月 - 静岡県御殿場市深沢に磁石・金属微粒子製造工場新設。
  • 2003年(平成15年)
    • 6月 - 定款を変更し、事業目的に「学力養成及び進学指導に関する学習塾及び一般教養、趣味等に関する文化教室の経営並びに開設・運営に関するコンサルティング」等4項目を追加。
    • 10月 - 社名を株式会社エス・サイエンスに変更。本店所在地を東京都板橋区から千代田区に変更。
  • 2004年(平成16年)9月 - 株式会社ウインの株式の過半数を取得。
  • 2005年(平成17年)3月 - 株式会社修学社の株式の過半数を取得。
  • 2006年(平成18年)3月 - 株式会社フェリックスを吸収合併。
  • 2007年(平成19年)
    • 3月 - 教育事業部・関東本部を譲渡。
    • 9月 - 建設事業の廃止。
  • 2011年(平成23年)4月 - 本店を東京都千代田区から東京都中央区銀座に移転。
  • 2017年(平成29年)3月 - 環境事業から撤退。[2]
  • 2019年令和元年)12月 - フェリックスの学習塾をフランチャイズ化。
  • 2020年(令和2年)4月 - エルアイイーエイチ 傘下の「なごみ設計」株を取得し、子会社化 [3] [4]
  • 2021年(令和3年)11月20日 - スーパーマーケット事業を開始。「フレッシュスーパーエス」1号店を埼玉県春日部市にオープン
  • 2022年(令和4年)5月 - 売上、収益目標を下回り、スーパーマーケット事業を休止[5]
  • 2025年(令和7年)3月 - エルアイイーエイチが保有していた株式がKAY LEO BROTHERS LIMITEDに譲渡され、エルアイイーエイチの持分法適用会社ではなくなる[6]

事業展開

金属事業部

ニッケル、ペレットアノードを製造加工、販売。川口市に工場を保有。

教育事業部

不動産事業部

不動産販売、賃貸。不動産売却益の有無で業績に影響する。[7][8]

スーパーマーケット関連事業

  • フレッシュスーパーエス[9](休止)

リフォーム関連事業

  • なごみ設計 - 横浜市で建設工事、内装工事を請け負う。北九州市にある同業同名の会社は無関係。

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 2024年3月期有価証券報告書(EDINET)エス・サイエンス
  2. ^ 事業撤退に関するお知らせ”. エスサイエンス. 2019年2月17日閲覧。
  3. ^ 連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ”. 株式会社エルアイイーエイチ. 20200630閲覧。
  4. ^ 株式会社なごみ設計の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ”. 株式会社 エス・サイエンス. 20200630閲覧。
  5. ^ 事業の一部の休止に関するお知らせ』(プレスリリース)株式会社エス・サイエンス、2022年5月19日https://www.release.tdnet.info/inbs/140120220519552079.pdf2022年5月20日閲覧 
  6. ^ 持分法適用関連会社の異動(株式譲渡)および特別損失の計上に関するお知らせエルアイイーエイチ 2025年2月14日
  7. ^ 平成30年3月期 第3四半期決算短信”. エスサイエンス. 2019年2月17日閲覧。
  8. ^ 2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕”. 株 式 会 社 エ ス ・ サ イ エ ン ス. 20221225閲覧。
  9. ^ 運営会社情報”. フレッシュスーパー・エス春日部店(株式会社エス・サイエンス). 2021年12月25日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エスサイエンス」の関連用語

エスサイエンスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エスサイエンスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエス・サイエンス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS