ウェーバー
ドイツの作曲家、ピアニスト、音楽著述家。巡業歌劇団の家に生まれ、ハイドン、モーツァルト、J.A.ヒラー、パイジェッロなどのジングシュピールに早くから親しんだ。父は、兄の娘コンスタンツェが嫁いでモーツァルトの縁戚となったことから、自分の息子の音楽教育にも熱心で、各地の有名音楽家に弟子入りさせた。13歳ですでにオペラを書いて上演されている。40歳で早世するまで、あらゆる方面に作品を残したが、とりわけドイツ語台本と神話的題材によるオペラをジャンルとして確立し、ヴァーグナーに大きな影響を与えた。
ヴェーバーは当代随一のピアノ奏者としても名高かった。身体は小柄だったが10度の和音をとらえる並外れて長い指を持ち、演奏技術においてはフンメル、モシェレス、ツェルニーらにも全くひけをとらなかったと言われる。
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