ウィークエンドライナー・ふゆほた号
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「遠鉄バス」の記事における「ウィークエンドライナー・ふゆほた号」の解説
遠州鉄道では、2020年9月30日まで主要路線の下り(浜松駅発)に於いて、毎週金曜日・土曜日に、「ウィークエンドライナー」という最終便を運行していた。 これは、通常の最終便より10〜30分程度後に運行されるもので、22時45分〜23時25分に各路線が1便ずつ運行される。一番遅いのが、30舘山寺線・40気賀三ヶ日線の23時25分発であり、この2路線は当該便の20分前の23時05分に通常の最終便が出発する。なお、一部は貸切タイプの車輛にて運行されるものもある。 さらに、12月の金曜日・土曜日にはウィークエンドライナーが運行されていない路線の中の主要路線は通常最終便の後に、ウィークエンドライナー運行便はウィークエンドライナーの後にもう1便増発する。こちらは、はままつ冬の蛍フェスタ(愛称:ふゆほた)をとって「ふゆほた号」と名づけられていたが、イベントの名称変更にともない現在では愛称無しの終車延長とされている。ふゆほた号はミッドナイトトレインとして遠鉄電車西鹿島線でも運行されるほか、当該便を含む全てのバス・電車車内にて音声合成による広告が流れる。こちらは、主に22:45又は23:05に運行する。23:05にウィークエンドライナーがある路線は20志都呂宇布見線を除き23:25に運行される。20志都呂宇布見線はウィークエンドライナーを23:25に繰り下げて運行する。ふゆほた号の最も遅いものは、20志都呂宇布見線・30舘山寺線・気賀三ヶ日線の24:00発である。また2010年には試験的に気賀三ヶ日線は試験的に浜松駅(23:55発) - 葵町ノンストップの急行便が運行された。なお、2000年代前半までは電車とともにふゆほた号として装飾された車両が昼夜問わず季節限定で運行されていた。 これらは、深夜バスに値するが、他事業者と相違がある点を中心に特徴を述べる。 運賃は通常運賃である。定期券・一日券等の利用も可能。 通常路線と同じくバスロケ対応。インターネットからの時刻検索は、入力した日付が金曜日・土曜日だと当該便が表示される。 経路等は通常便と同じ。方向幕や音声合成等も通常のものと同一である。 オムニバス専用運行便ではない為ツーステップ、オムニバスともに充当される。 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、2020年4月17日から運休していたが、運行再開をせずに同年9月30日で運行を終了した。
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