インタフェース変換ドングル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 22:08 UTC 版)
「ドングル」の記事における「インタフェース変換ドングル」の解説
インタフェース変換を行う小型の装置のこともドングルと呼ぶ。以下のように、多種多様なドングルがある。 PS/2コネクタ - USBPS/2コネクタにUSBキーボードやマウスを接続するためのドングル。USBキーボードやマウスに同梱されていることも多い。同梱されているマウスやキーボードでの使用に特化し、他と互換性のないものも一部存在する。 USB‐PS/2USBポートにPS/2キーボードやマウスを接続するためのドングル。使い慣れたキーボードやマウスを使い続けたい上級ユーザーが購入することが多い。 USB‐ADBiMac 以降のMacintoshに従来のMacintosh/NeXT用キーボードやマウス、タブレットを接続するためのもの。 USB - RS-422iMac 以降のMacintoshに従来のMacintosh用・Newton用シリアル接続の周辺機器を接続するためのもの。 DVI‐RGBビデオカードのDVI-IまたはDVI-A出力端子に、アナログRGBのディスプレイを接続するためのドングル。DVIのデジタル信号をアナログRGB信号に変換することはできない。 RGB‐DVIビデオカードのRGB出力端子に、DVI接続のディスプレイを接続するためのドングル。アナログRGB信号をDVIのデジタル信号に変換することはできない。したがってディスプレイ側のDVI端子がアナログRGB入力に対応したDVI-IまたはDVI-Aである必要がある。 USB - SCSIUSBをSCSIカードの代わりに使用するドングル。SCSI機器自体の減少から需要は減っているものの、今でもSCSI機器が使いたいというユーザーからは人気がある。 USB - IrDAUSB接続のIrDAインタフェースで、とくにケーブルがなく本体から出っ張るような形になるもの。 USB - Bluetooth - 上記と同様。 USB - 無線LAN - 上記と同様。 RS-232CRS-232Cのコネクタには、ピン数やオス・メスなどさまざまなものがある。それらを相互接続するためのドングルもまた多種多様に存在する。 その他、PCカードのイーサネットアダプタやモデムに付属している、カードとケーブルを結ぶ短い中継ケーブルであるメディアカプラ(俗にいう「しっぽ」)のこともドングルと呼ぶことがある。
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