イタリア・イングランド復帰
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「ジョー・ハート」の記事における「イタリア・イングランド復帰」の解説
2016年8月31日、出場機会確保のためイタリア・セリエAのトリノFCへ1年契約でレンタル移籍。1929年にセリエAがイタリア全土で開催されるようになって以来、イングランド人GKがセリエAでプレーするのは初めての例となった。2016年9月11日のアタランタBC戦でイタリアデビューを果たしたものの、自身のミスもあり1-2で試合に敗れた。その後もたびたびミスを見せ、安定感のなさを指摘されたが、シーズン終了までゴールマウスを守り抜き36試合に出場。シーズン終了後にレンタル契約満了で退団した。 2017年7月18日、ウェストハム・ユナイテッドFCへレンタル移籍することが発表された。8月17日に行われた開幕戦のマンチェスター・ユナイテッドFC戦で初出場を果たしレギュラーを確保。しかし、12月3日に行われたマンチェスター・シティFC戦にて、契約条項によって対戦が不可能なハートの代わりに出場した第2GKのアドリアンが好セーブを連発し、以降はアドリアンに正GKの座を譲ることとなった。 マンチェスター・シティへのレンタルバック後もグアルディオラ監督の考えは変わらなかったため、ハートは完全移籍でクラブを退団することを望んだ。2018年8月7日、バーンリーFCへ完全移籍することが発表され、レンタル期間を含めて12年間在籍したマンチェスター・シティを退団した。契約は2年間。ニック・ポープの負傷に伴い正守護神を任されたが、ウェストハム時代と続いてやはりパフォーマンスは不安定だった。第20節から2年前の正守護神であるトム・ヒートンがスタメンに返り咲き、ハートは第2GKに序列を下げた。そのままシーズン終了までヒートンがゴールマウスを守った。 2019-20シーズンはポープが復帰し、ハートはベンチ要員が続き、同シーズン終了後に契約満了で退団した。 2020年8月18日、トッテナム・ホットスパーFCに加入し、2022年までの契約を締結した。加入直後から第2GKとしてELグループステージなどに出場。トッテナムの決勝トーナメント進出に貢献した。しかし、ELラウンド16のNKディナモ・ザグレブ戦の2ndレグに控えGKとして同行したが、チームは逆転敗退し、その試合直後に自身のインスタグラムにて"Job Done."(任務完了)などと投稿しファンの反感を買った。これは彼のソーシャルメディアスタッフのミスであり、翌朝に投稿された動画内でハート自身が説明・謝罪を行なう羽目になった。
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