イタリアにおける闘争とは? わかりやすく解説

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イタリアにおける闘争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/11/01 09:10 UTC 版)

イタリアにおける闘争
Lotte in Italia
監督 ジガ・ヴェルトフ集団
ジャン=リュック・ゴダール
ジャン=ピエール・ゴラン
脚本 ジガ・ヴェルトフ集団
撮影 ジガ・ヴェルトフ集団
編集 ジガ・ヴェルトフ集団
製作会社 コスモセイオン
アヌーシュカ・フィルム
配給 フランス映画社
公開 1970年11月7日
1971年4月29日
上映時間 62分
製作国 イタリア
フランス
言語 イタリア語
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イタリアにおける闘争』( - とうそう、伊語 Lotte in Italia)は、ジャン=リュック・ゴダールジャン=ピエール・ゴランらが「ジガ・ヴェルトフ集団」名義で1969年(昭和44年)12月に匿名製作した、約1時間の映画である。

目次

概要

1969年12月、本作は基本的にはフランス・パリ市内で撮影された。RAI(イタリア放送協会)のために製作したが、完成後、同局は納品拒否した[1]

4部構成。第1部は、革命運動に参加するマルクス主義者の女子大生パオラ・タヴィアーニ(クリスチャーナ・トゥリオ・アルタン)を提示、第2部は、自らの具体的状況を具体的に分析することで、「私」という存在の社会的矛盾を発見することだと語り、第3部は、第1部と第2部とを検証すること、第4部は、テレビに出て、自分について語ることになるパオラの話である[2]

本作で、女子大生パオラ・タヴィアーニ役で主演したクリスチャーナ・トゥリオ・アルタンは、「ジガ・ヴェルトフ集団」と行動をともにし、『東風』、『万事快調』に出演したが、同集団解散後は編集助手に転向、1975年、『東風』にも出演しているグラウベル・ローシャ監督の『クラロ』で編集技師となり、その後は編集畑を歩んだ。パオロ・ポゼッシは、前年の1968年にオムニバス映画『愛と怒り』のゴダール篇『放蕩息子たちの出発と帰還』に出演した後、『東風』と本作に出演した後、イタリア放送協会でテレビ映画の脚本を書いた。ジェローム・アンスタンは1980年代に録音技師に転向した。

スタッフ・キャスト

クリスチャーナ・トゥリオ・アルタン (パオラ・タヴィアーニ役)
パオロ・ポゼッシ (父、警官等の声)
ジェローム・アンスタン (若者役)
アンヌ・ヴィアゼムスキー (店の従業員)

関連事項

  1. ^ fr:Lotte in Italiaの記述を参照。
  2. ^ キネマ旬報映画データベース内の「イタリアにおける闘争」の記述を参照。

外部リンク




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