アンリーワン【アンリーワン】(草花類)
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登録番号 | 第14850号 |
登録年月日 | 2007年 2月 20日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | アンリーワン よみ:アンリーワン |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社林洋ラン園 | |
品種登録者の住所 | 愛知県豊田市榊野町浮橋39番地2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 林秀幸 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「バレーフラワー」に「コットンクラブ」を交配して育成されたものであり、花はセパルの色が中央部は淡紫ピンク、周縁部は紫ピンクで花色の境界は不明瞭、鮮紫ピンク色の条線が入る、ペタルの色が中央部は淡紫ピンク、周縁部は鮮紫ピンクで花色の境界は不明瞭、鮮紫ピンク色の条線が入る、リップは正三角形で中央部の色が黄白、周縁部は紫ピンク、花色の境界は不明瞭で赤紫色の斑点及び楔が入るやや大型種である。草型の大きさはやや大、ぎ球茎の大きさは中、縦断面の形は卵形、横断面の形は楕円形である。葉数はやや少、葉の長さは中、幅はやや狭、葉形は線形、先端の形は鋭形、対称性は対称、緑色程度は中である。花序の花数、花茎の長さ及び太さは中、向きは斜上である。咲き型は部分抱・平咲、花の縦径はやや短、横径はやや狭、香りは無又は微弱、セパルの縦径はやや長、横径は広、正面の形は長楕円形、先端の形は鋭形、ペタルの縦径は長、横径はやや広、正面の形は楕円形、先端の形は鋭形である。リップの縦径はかなり長、横径は広、正面の形は正三角形、先端の形は鈍形、周縁の波打ちは弱、反転は中である。全体的な花色は桃系、セパルの中央部の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9502)、周縁部の色は紫ピンク(同9503)、花色の境界は不明瞭、鮮紫ピンク(同9204)の条線が入る、ペタルの中央部の色は淡紫ピンク(同9501)、周縁部の色は鮮紫ピンク(同9204)、花色の境界は不明瞭、鮮紫ピンク(同9204)の条線が入る、リップの中央部の色は黄白(同2502)、周縁部の色は紫ピンク(同9503)、花色の境界は不明瞭、斑点の大きさは小、赤紫(同9508)の斑点及び楔が入る。開花期は冬咲である。「ジュンティール・ペアールック」と比較して、リップの周縁の波打ちが弱いこと、リップの周縁の反転が強いこと、リップの周縁部の色が紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者の温室(愛知県豊田市)において、「バレーフラワー」に「コットンクラブ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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