アングレーム国際漫画祭 グランプリ
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アングレーム国際漫画祭会期中、漫画の発展に寄与した作家1人に対しグランプリ(Grand prix de la ville d'Angoulême)が贈られる。対象となる作家は存命人物に限るが、フランス語話者には限られない。また審査は過去の受賞者によって行なわれる。グランプリを受賞したものは次の年の同漫画祭のディレクターとなるのが通例である。いくつかの記念となる年では特別賞が追加されている。
1970年代
- 1974年 - アンドレ・フランカン【ベルギー】
- 1975年 - ウィル・アイズナー 【アメリカ】
- 1976年 - ペヨ 【ベルギー】
- 1977年 - ジジェ【フランス】
- 1978年 - ジャン=マルク・レゼール【フランス】
- 1979年 - マリジャク【フランス】
1980年代
- 1980年 - フレッド (漫画家)【フランス】
- 1981年 - ジャン・ジロー(=メビウス)【フランス】
- 1982年 - ポール・ギヨン【フランス】
- 1983年 - ジャン=クロード・フォレスト【フランス】
-
- 10周年記念特別賞 - クレール・ブルテシェ【フランス】
- 1984年 - ジャン=クロード・メジエール 【フランス】
- 1985年 - ジャック・タルディ【フランス】
- 1986年 - ジャック・ロブ【フランス】
- 1987年 - エンキ・ビラル 【ユーゴスラビア】
- 1988年 - フィリップ・ドリュイエ【フランス】
-
- 15周年記念特別賞 - ユーゴ・プラット【イタリア】
- 1989年 - ルネ・ペティヨン【フランス】
1990年代
- 1990年 - マックス・カバンヌ 【フランス】
- 1991年 - ゴトリブ【フランス】
- 1992年 - フランク・マルジュラン【フランス】
-
- 20周年記念特別賞 - モリス(漫画家) 【ベルギー】
- 1993年 - ジェラール・ロジエ【フランス】
- 1994年 - ニキータ・マンドリカ【フランス】
- 1995年 - フィリップ・ヴュイルマン【フランス】
- 1996年 - アンドレ・ジュイヤール【フランス】
- 1997年 - ダニエル・ゴセンス【フランス】
- 1998年 - フランソワ・ブーク【フランス】
- 1999年 - ロバート・クラム 【アメリカ】
-
- ミレニアム記念 - アルベール・ユデルゾ【フランス】
2000年代
- 2000年 - フロランス・セスタック【フランス】
- 2001年 - マルタン・ヴェイロン【フランス】
- 2002年 - フランソワ・スクイテン【ベルギー】
- 2003年 - レジス・ロワゼル【フランス】
- 2004年 - ゼップ (漫画家)【スイス】
-
- 30周年記念特別賞 - ジョアン・スファール 【フランス】
- 2005年 - ジョルジュ・ウォランスキ【フランス】
- 2006年 - ルイス・トロンダイム 【フランス】
- 2007年 - ホセ・ムニョース 【アルゼンチン】
- 2008年 - デュピィ&ベルベリアン【フランス】
- 2009年 - ブルッチ【フランス】
2010年代
- 2010年 - バリュ (漫画家)【フランス】
- 2011年 - アート・スピーゲルマン【アメリカ】
- 2012年 - ジャン=クロード・ドゥニ【フランス】
- 2013年 - ウィレム (風刺漫画家)【オランダ】
-
- 特別グランプリ - シャルリー・エブド【フランス】
- 2016年 - エルマン【ベルギー】
- 2017年 - コゼ【スイス】
- 2018年 - リチャード・コーベン【アメリカ】
- 2019年 - 高橋留美子【日本】
2020年代
- 2020年 - エマニュエル・ギベール 【フランス】[1]
- 2021年 - クリス・ウェア【アメリカ】[2]
- 2022年 - Julie Doucet[3]
- 2023年 - リアド・サトゥフ【フランス】[4]
- 2024年 - Posy Simmonds [7]
脚注
- ^ « Bande dessinée : Emmanuel Guibert, Grand prix 2020 d’Angoulême », Le Monde, 29 janvier 2019.
- ^ Potet, Frédéric (2021年6月23日). “Festival de la bande dessinée d'Angoulême : Chris Ware, un Grand Prix très proustien”. Le Monde
- ^ Potet, Frédéric (2022年3月16日). “Julie Doucet, un Grand Prix d'Angoulême « féministe jusqu'au bout des ongles » et underground”. Le Monde 2022年3月16日閲覧。
- ^ “Riad Sattouf remporte le Grand Prix 2023 d’Angoulême” (フランス語). Beaux Arts. 2023年1月27日閲覧。
- ^ “「進撃の巨人」作者の諫山創さん、「漫画界のカンヌ」特別賞を受賞”. (2023年1月29日)
- ^ “『進撃の巨人』諫山創は世界的大作家へ 漫画界のカンヌ「アングレーム国際漫画祭」特別賞受賞の意味”. (2023年1月30日)
- ^ “Posy Simmonds wins Grand Prix at Angoulême Comics Festival” (英語). Le Monde.fr. (2024年1月24日) 2024年1月24日閲覧。
「アングレーム国際漫画祭 グランプリ」の例文・使い方・用例・文例
- 彼が三大陸映画祭グランプリの他、内外の映画祭で数々の賞を受賞している
- ハンガリーグランプリが最後のレースだ。
- グランプリに勝つことは有名なレーサーにとっては名誉であった。
- グランプリサーキットという,賞金付きの陸上競技大会
- 6月12,13日,水泳の欧州グランプリがイタリアのローマで開催された。
- そして,2002年には,マカオグランプリのアジアフォーミュラ2000で,3位を獲得した初の女性ドライバーとなった。
- 6月24日,世界中から12チームが集まって女子バレーボールのワールドグランプリが始まった。
- 今季F1遠征の第4戦となるサンマリノグランプリが4月21日から23日まで,イタリアのイモラで開催された。
- 5月のカタール・スーパーグランプリで,彼はアサファ・パウエル選手によって樹立された100メートル9秒77の世界記録に並んだのだ。
- フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ6大会の初戦,スケートアメリカが10月26日から29日まで米国コネチカット州で行われた。
- 同シリーズの6つの大会で最も多くの得点を獲得した6選手が12月のロシアでのグランプリファイナルに出場する。
- 恩田選手は自身のすばらしいジャンプ力を最大限に活(い)かし,2002年にはグランプリシリーズで優勝を果たした初めての日本人女子スケート選手となった。
- 日本人監督の映画がカンヌでグランプリを受賞
- 河(かわ)瀬(せ)直(なお)美(み)監督の「殯(もがり)の森」がグランプリを受賞した。
- グランプリはパルムドールに次ぐカンヌで2番目の賞である。
- グランプリを受賞した後,河瀬監督は日本の美しさが評価されてうれしいと話した。
- 5月中旬のスペイングランプリでは,スーパーアグリのトップドライバー,佐藤琢(たく)磨(ま)選手が8位に入り,チームにとって初のポイントを獲得した。
- 6月10日のカナダグランプリは事故が相次いだ。
- カナダグランプリの優勝者はマクラーレンの新人ドライバー,ルイス・ハミルトン選手(22)だった。
- 義足のランナーである,南アフリカのオスカー・ピストリウス選手が7月15日に英国シェフィールドでのノーウィッチユニオン英国グランプリで男子400メートルに出場した。
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