アルファベット以外の文字を使用する言語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 06:02 UTC 版)
「パングラム」の記事における「アルファベット以外の文字を使用する言語」の解説
中国語 表音文字が存在しないため、作成しようとすると40000以上ある漢字を全部使用しなければならない。よって、現在までに中国語によるパングラムは発表されていない。 中国語でできるだけ多くの種類の文字を使った文章としては『千字文』が知られている。 日本語 いろは歌は、すべての仮名を一度ずつ使用しているので日本語版の完全パングラムといえる。仮名は音節文字であるので、音素文字に比べてパングラムを作りやすい。 清音と濁音、拗音などを別の文字と考えてパングラムを作ることも考えられる。 朝鮮語 ハングルは子音・母音の字母を組み合わせた結合音節文字であり、組み合わせの総数は11,172通りあるが、膨大な上にほとんど使われない字も大半を占めるため、11,172字すべてのハングルを用いた文の作成はほぼ不可能である。そのため「すべての文字」という言葉の解釈としては、次のような例が挙げられる。基本字母 濃音を除いた、すべての子音 すべての基本字母を用いた文章では一例として、키스의 고유조건은 입술끼리 만나야 하고 특별한 기술은 필요치 않다.(意訳:キスの条件は唇を合わせることで、特別な技術は必要としない) すべての基本子音を用いた文章では一例に다람쥐 헌 쳇바퀴에 타고파.(意訳:リスは古い回し車に乗りたい) などがある。 モンゴル語 (キリル文字) 一例を挙げる。Щётканы фермд пийшин цувъя. Бөгж зогсч хэльюү. タイ語 一例を挙げる。เป็นมนุษย์สุดประเสริฐเลิศคุณค่า กว่าบรรดาฝูงสัตว์เดรัจฉาน จงฝ่าฟันพัฒนาวิชาการ อย่าล้างผลาญฤๅเข่นฆ่าบีฑาใคร ไม่ถือโทษโกรธแช่งซัดฮึดฮัดด่า หัดอภัยเหมือนกีฬาอัชฌาสัย ปฏิบัติประพฤติกฎกำหนดใจ พูดจาให้จ๊ะๆ จ๋า น่าฟังเอยฯ ヘブライ語 一例を挙げる。 עטלף אבק נס דרך מזגן שהתפוצץ כי חם アラビア語 一例を挙げる。 أبجد هوَّز حُطّي كلَمُن سَعْفَص قُرِشَت ثَخَدٌ ضَظَغ
※この「アルファベット以外の文字を使用する言語」の解説は、「パングラム」の解説の一部です。
「アルファベット以外の文字を使用する言語」を含む「パングラム」の記事については、「パングラム」の概要を参照ください。
- アルファベット以外の文字を使用する言語のページへのリンク