アメリカ海軍・海兵隊
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「F2H (航空機)」の記事における「アメリカ海軍・海兵隊」の解説
F2Hは第7艦隊の空母機動部隊艦載機として、朝鮮戦争に投入されている。そこではbanjoとの愛称で呼ばれていた。高空性能が良好なため、空軍の爆撃機の護衛に用いられたほか、戦争が進展すると、補給線攻撃や近接航空支援にも用いられた。戦争の初期段階でアメリカ空軍及びイギリス空軍が朝鮮半島の航空優勢を獲得したため、北朝鮮軍の航空部隊は中華人民共和国域内より活動を行った。このため、アメリカ海軍の戦闘機部隊活動域まで距離があり、北朝鮮軍戦闘機と遭遇することはまれであった。前線での戦闘空中哨戒はF-86が担っていたこともあり、F2Hの撃墜記録及び戦闘損失はともに無く、3機のF2H-2が対空砲火により堕とされているのみである。 海兵隊航空部隊においては、偵察機型F2H-2Pが特に有用とされた。朝鮮戦争時においては、対空砲火の照準は目視に頼る部分がまだ大きかった。ジェット機のF2Hは充分高速であり、特に単機・高空で運用した場合は地上から視認されづらく、偵察任務には向いていた。このため、有力な偵察情報の取得に貢献することとなった。朝鮮戦争後には、全天候戦闘機型のF2H-3及びF2H-4が実用化されている。アメリカ海軍・海兵隊からは予備役も含め1961年に退役している。
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アメリカ海軍・海兵隊
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「テールコード」の記事における「アメリカ海軍・海兵隊」の解説
F/A-18E/F戦闘攻撃機等の艦載機あるいはP-8 哨戒機等の陸上機かにかかわらず、航空団所属のほとんどの機体に付される。空軍と同じく2レターであり、何らかの理由で飛行隊固有のコールサインを使うのが不都合な場合、そのフォネティックコードが、航空団所属機を示すコールサインとして使われることもある。例えば、テールコードNFは、第5空母航空団(CVW5)所属機を表し、搭載先の航空母艦が変わったり一時的に陸上基地配備になっても、航空団のテールコードは変わらない。ただし、他の航空団から半恒久的に飛行隊や分遣隊などが空母等に派遣される際には、その飛行隊や分遣隊の属する原航空団のテールコードを、派遣先空母等が搭載する航空団のテールコードに書き換え、運用することも多い。
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