アメリカでのリバイバル・ブーム
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「モンキーズ」の記事における「アメリカでのリバイバル・ブーム」の解説
1986年、MTVでの『ザ・モンキーズ・ショー』再放送をきっかけにアメリカでもリバイバルブームが起こる。ベストアルバム『Now & then... The Monkees Best』が発売され、1987年にはマイクを除くメンバーによるオリジナルアルバム『Pool It!』がリリースされた。このアルバムからは、「That's Was Then...This Is Now」「Heart And Soul」もシングルカットされた。 1996年には、結成30周年を祝って、マイク、デイヴィー、ミッキー、ピーターの4人が揃ってスタジオに入り、オリジナル・アルバム『JUSTUS』を制作。仲良く並んでジャケット写真に納まっている。 以降も、モンキーズの楽曲の全版権を所有する米ライノ社は膨大な数のマスター・テープを丹念に発掘し、未発表曲や別テイク版を多数収録したスペシャル・アルバムを連続して発売。丁寧なライナー・ノーツや秘蔵写真の数々は、現在でも幅広い層のファンを熱狂させている。2006年には、オリジナル・アルバムを2枚組に拡大したデラックス・エディションとして発売された。 2011年、結成45周年を記念して再結成。イギリスとアメリカでのツアー公演を開始したが、ファーストレッグ終了後に残りの日程がすべてキャンセルされる。理由としてメンバー間の確執や健康状態などが取り沙汰されたが、後にデイヴィーが語ったところによると、キャンセルなのではなく、もともとファーストレッグまでの日程でツアーが終了するはずだったが、事前にメンバーからの確認を取らずにプロモーターが次々と残りの日程を加えてしまい、終了せざるを得なかったという。この時、ブラジルや日本、オーストラリアへのツアー予定も考えられたとのことである。 2016年には、結成50周年を記念して、オリジナル・アルバム『グッド・タイムズ!』が制作された。
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