アプトン (Upton, Francis)
アプトンという人は
フランシス・アプトン
数学者であり物理学者でもある。 エジソンから”教養”と仇名をつけられるほどの知識を持つ。 フランシス・ジールによれば「中心となって構想をめぐらし、科学で技術的な解決を導いた人」とエジソン以上の評価を得ていたりもする。
フィリップス・アンドーヴァー大学、ボウドァン大学、プリンストン大学、ベルリン大学で学び、ベルリンではヘルムホルツに学んだ。ラウリーの推薦で1878年、エジソンシステムに加わる。 オーム、ボルト、ウェーバーやそれぞれの関連性をエジソンに教えたのはアプトンであるが、エジソンの驚異的な集中力や独創性、定量化できる関連性の本質を見抜く能力に強く惹かれていく。 数学が弱いエジソンに代わり、エジソンが思いついたことを数式にすることがアプトンの仕事となった。
エジソンの発明に欠かせない人物で、理論的なシミュレーションはアプトンなしではありえなかったが、一般的な目的や結論をはっきりさせてから目先の目標に向かうエジソンのやりかたをアプトンは賞賛している。
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