アプトスイッチ
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アプトスイッチはスイスの鉄道技術者カール・ローマン・アプトにより考案されたケーブルカーのためのパッシブクロスオーバーの線路設計で、単線の軌道の行き違い設備で車両が自動的に行き違うことを可能にする 。
- ^ “Giessbachbahn funicular named mechanical engineering” (英語). ASME (2015年8月27日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ (PDF) Giessbach Standseilbahn. Grand Hotel Giessbach. p. 6
- ^ R. Abt (1879). Die Seilbahn am Giessbach. pp. 103–104. doi:10.5169/SEALS-7731
- ^ R. Abt (1879). Die Seilbahn am Giessbach. doi:10.5169/SEALS-7733Beilage mit Tafel III Oberbau Seilbahn am Giessbach
- ^ Vorstellung Adolf Wild (2017). Die Standseilbahn am Giessbach. 9. Eisenbahn Amateur. p. 427
- ^ "3855.01 Giessbach See Schiffstation - Giessbach Grandhotel". standseilbahnen.ch. 2019年12月22日閲覧。
- 1 アプトスイッチとは
- 2 アプトスイッチの概要
- 3 外部リンク
アプトスイッチ
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「カール・ローマン・アプト」の記事における「アプトスイッチ」の解説
アプトスイッチはカール・ローマン・アプトにより発明された鉄道の分岐器(スイッチ)のシステムである。交走式のケーブルカーで広く用いられている。アプトスイッチで用いる鉄道車両の車輪は通常の鉄道でも用いる片フランジのものではなく、両フランジの車輪とフランジのない幅広の車輪を使う。通常、交走式のケーブルカーでは2両の車両を用い、すれ違い箇所以外は単線となっている。各車両はすれ違い箇所でいつも同じ側の線路を通り、その際に外側になる側に両フランジの車輪を使い反対側にフランジのない車輪を使う。2つのフランジによって挟まれるすれ違い箇所の外側のレールは単線区間のレールがそのまま続いており切れ目がない。内側のレールにはケーブルが通る箇所、外側車輪のフランジが通る箇所などの切れ目が設けられているが、幅広の車輪により切れ目を支障なく通過することができる。アプトスイッチの分岐器は通常の鉄道の分岐器と異なり可動部分を持たない。
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