みのる乙女【ミノルオトメ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7831号 |
登録年月日 | 2000年 3月 29日 | |
農林水産植物の種類 | みやこわすれ | |
登録品種の名称及びその読み | みのる乙女 よみ:ミノルオトメ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | みのる産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 岡山県赤磐郡山陽町下市447 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 生本陽一、元岡茂治、小西耕 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「浜乙女」に放射線を照射して育成されたものであり,花は舌状花が明赤紫色,管状花が淡黄色で,中輪の鉢物向きの品種である。株の草型はⅠ,中心茎の草型はⅢ,茎の長さは短,株の高さは低,茎の太さは細,色は緑,毛の有無は有,地際部の分枝発生数の多少は少,主茎の節間長は長である。根出葉の葉身形はⅣ,中央部葉の葉身形はⅥ,上部葉の葉身形はⅧ,葉縁の形は鋭鋸歯,葉身の反りの程度は外弱,中央部葉の葉身長は短,幅は中,葉身表面の色は濃緑,裏面の色は緑,葉の毛の有無は無,葉の着生状態は抱かない,花房の形はⅦ,花型は二重以上,花容はⅥ,花茎及び管状花部の直径は中,舌状花の長さは短,舌状花の形はⅣ,巻き方はⅢ,反り方は内曲,よじれはわずかによじれる,先端の形は歯状,舌状花数は中,表面の色は明赤紫(JHS カラーチャート9206),裏面の色は鮮紫ピンク(同9205),管状花の花被の色は淡黄,花被の裂開後の色及びやくの色は黄,総ほうの直径は大,総ほう基部から花頂部までの高さは中,一花茎の花数は極少,花の香りの有無は無,開花期は春咲きである。「浜乙女」と比較して,花容がⅥであること,舌状花の巻き方がⅢであること,舌状花の表面の色が明赤紫であること等で,「瀬戸の乙女」と比較して,葉の着生状態が抱かないこと,花型が二重以上であること,舌状花数が多いこと,舌状花の表面の色が明赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に出願者のほ場(岡山県赤磐郡山陽町)において,「浜乙女」の茎頂培養したものを,農林水産省農業生物資源研究所放射線育種場(茨城県那珂郡大宮町)において放射線を照射して得られた変異株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認し,育成を完了したものである。 |
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