鼠小僧次郎吉 (ねずみこぞうじろきち)
1797?〜1832 (??年〜天保3年) |
【盗賊】 大名屋敷を狙い、いつしか義賊として巷で人気に。 |
江戸後期の盗賊。もとは職人だったと言われる。大名屋敷を中心に盗みに入り、人を傷つけない義賊として評判になり、鼠小僧と呼ばれた。平戸藩主松浦氏など大名にも人気があった。大名を狙ったのは、警備が甘いうえ、体面上被害届が出にくいのが好都合であったためで、盗んだ金は博打などに使い果たした。最後に上野小幡藩松平家に入ったところを捕縛された。鈴ケ森で磔にされたが、派手な死に装束を纏っていたと言われる。のち講談・小説などの題材となった。 |
年(和暦) |
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●1797年 (寛政9年) | ■湯島聖堂を昌平坂学問所と改称 | |
●1803年 (享和3年) | ■江戸開府200年 | |
●1806年 (文化3年) | ■芝の大火 | |
●1808年 (文化5年) | ■フェートン号事件 | |
●1825年 (文政8年) | ■異国船打払令 | |
●1828年 (文政11年) | ■シーボルト事件 | |
●1829年 (文政12年) | ■江戸大火 | |
●1830年 (天保元年) | ■伊勢御蔭参り大流行 |
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