なにわ筋とは? わかりやすく解説

なにわ‐すじ〔なにはすぢ〕【なにわ筋】

読み方:なにわすじ

大阪市中央部南北に走る道路呼び名西側あみだ池筋並走する。


なにわ筋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/22 00:54 UTC 版)

なにわ筋
Naniwasuji Avenue
靱公園を南北に貫く(靱交番前交差点)
管理者 大阪府
全長 8.3 km (5.2 mi)
40m(22m―橋梁部)
所在地 北区福島区西区浪速区西成区
北端 大淀中1
南端 中開/潮路2
十三筋接続
四ツ橋筋
西 あみだ池筋
靱公園を南北に貫く
 

なにわ筋 なにわすじは、大阪市を南北に走る都市幹線道路

概要

区間は大阪市北区大淀中1交差点(国道176号)から西成区潮路二丁目(岸里交差点から約150メートル西方、松虫通との合流地点)までの約8.3キロメートル。全線大阪府道41号大阪伊丹線および都市計画道路加島天下茶屋線のそれぞれ一部区間に当たる。

戦災復興都市計画によって新設された南北幹線道路で、都心部の土佐堀1交差点 - 塩草2交差点間は片側3車線、それ以外は片側2車線となっている。都心部は御堂筋をモデルに造られており、2本の分離帯で本線と側道に分かれる同じレイアウトだが、幅員が40メートルと御堂筋の24(約43メートル)に比べてやや狭いものとなっている。また、長堀川道頓堀川への架橋については、御堂筋の新橋道頓堀橋がどちらも幅員24間であるのに対して、なにわ筋の西大橋と西道頓堀橋はどちらも幅員22メートルとかなり狭いものとなっている。なお、長堀川の埋立に伴って西大橋は撤去されており、西大橋交差点(長堀通との交点)は幅員40メートルが確保されている。中央分離帯がないため本線右車線が右折専用となっている箇所が多いが、一方通行化以前の御堂筋のような大渋滞が発生することは極めて稀である。

長らく西成区北部の長橋交差点を南端としていたが、1996年以降西成区内で南伸工事が行われ、2003年4月には、鶴見橋商店街を越え、西成区梅南二丁目付近(都市計画道路津守阿倍野線・西成区内での通称梅通りとの交点)まで暫定開通した。さらに2010年3月30日14時には、西成区梅南二丁目付近から同区潮路二丁目付近までの1.09キロメートルが暫定2車線の対面通行で供用を開始[1]し、全線開通となった。2013年2月22日午前に梅南二丁目付近 - 岸里交差点間が4車線に拡幅された。

現在なにわ筋の地下では、関西国際空港へのアクセス向上のため、北梅田駅(仮称)とJR難波駅および南海新難波駅(仮称)・新今宮駅を結ぶ地下鉄なにわ筋線が、2031年度の開業を目指し工事中である。

通過する区

施設

北区大淀

福島区

北区中之島

西区
浪速区
西成区

なにわ筋にある鉄道駅

※JR難波駅はなにわ筋から400メートル以上東に離れた場所に立地している。

交差する通

靱本町1交差点
福島区
北区
西区
浪速区
西成区

脚注

  1. ^ 大阪市建設局 (2010年3月26日). “都市計画道路「加島天下茶屋線」の対面通行開始のお知らせ”. 2010年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年4月5日閲覧。

関連項目




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