その他の国による車体傾斜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 06:01 UTC 版)
「車体傾斜式車両」の記事における「その他の国による車体傾斜」の解説
ポルトガルアルファ・ペンドゥラール (Alfa Pendular) イタリアのETR460型電車がベースだが、軌間は1668 mmの広軌で、交流専用 (25kV)。リスボンとポルトを結ぶ。 スロベニアICS(Intercity Slovenija・310型電車) イタリアのETR460がベース。 チェコIntegral(680型電車) イタリアのETR460がベース。SC (SuperCity) として運用される。 フィンランドS220(VRSm3電車) イタリアのETR460がベースだが、軌間が1524 mmの広軌を採用している。車体傾斜機構は使われていない[要出典]。 ノルウェーシグナチュール(BM73型電車) オスロと、ノルウェー国内の主要都市を結ぶ。日本のかつての電車特急(ボンネット形)にも類似したデザイン。スウェーデンのX2000をベースとしている。 クロアチアICN (InterCity Nagibni) ドイツの612型気動車 (RegioSwinger) と同一仕様で、ザグレブとスプリトを結ぶ。 カナダLRC (Light Rapid Comfortable) 1970年代に製造された強制車体傾斜式列車。現在は客車のみが一般の機関車に牽引される形で運用されており、車体傾斜式車両としての運用は終了している模様。アメリカでも運用されたことがある。 台湾TEMU1000型「太魯閣号」 2007年5月東部幹線に投入した。JR九州885系をベースにした日立製作所製。 TEMU2000型「普悠瑪号」 2013年2月東部幹線に投入した。N700系などで実績のある車体傾斜装置を採用。日本車輌製造製。 韓国TTX (Tilting Train eXpress) KTXの恩恵が及ばない地域との時間短縮を行うべく、メーカーと研究所が共同開発を行っている車両。電車方式で、最高速度200 km/hを目指し、車体は軽量化のため、航空機で採用されているような複合材料(コンポジット材料)を採用している。既に試作車"Hanbit 200"が登場し、各種試験を実施している。傾斜角度は約8度。 中国新時速(シンシースー) スウェーデンのX2000を輸入している。
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