しょう‐エネルギー〔シヤウ‐〕【省エネルギー】
省エネルギー
【英】: energy conservation
入手あるいは使用可能なエネルギーをできるかぎり有効に活用することによって、国民経済活動におけるエネルギー消費量を相対的に引き下げること。エネルギー消費の絶対量を一定の枠内に抑制することではない。1973 年の第一次石油危機以降、石油エネルギーの高価格化と供給不安定化が進み、そのため代替エネルギーの開発の促進とあわせて省エネルギー政策の推進の必要性が世界的に叫ばれ始めた。このため 1974 年には、 OECD 内に緊急時の国際間の石油融通、省エネルギーの推進、代替エネルギーの開発などの国際エネルギー計画の遂行を目的とする国際エネルギー機関(IEA:International Energy Agency)が設立され、活動を開始した。また主要先進国首脳会議(サミット)においてもエネルギー問題が取り上げられるなど、国際的な総合エネルギー対策の推進が図られている。わが国においても、1979 年の「エネルギーの使用の合理化に関する法律」の施行や、1982 年からの通商産業省による省エネルギー総合対策の実施など、さまざまな省エネルギーのための対策が実施されている。 |

省エネルギー
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