しゃ かい

デジタル大辞泉

しゃ‐かい【射界】

読み方：しゃかい

１ 光の届く範囲。光のさす場所。

「与三は角灯の—を避けて」〈木下尚江・良人の自白〉

２ 弾丸の届く範囲。射撃できる範囲。

しゃ‐かい【捨戒】

読み方：しゃかい

僧尼などが、受けた戒律を捨てて守らないこと。失戒。

しゃ‐かい【^▽沙界】

読み方：しゃかい

仏語。ガンジス川の砂の数のように無量無数にある世界。

しゃ‐かい〔‐クワイ〕【社会】

読み方：しゃかい

《英語 society の訳語として「社会」を当てたのは、明治初期の福地桜痴（源一郎）である》

１ 人間の共同生活の総称。また、広く、人間の集団としての営みや組織的な営みをいう。「—に奉仕する」「—参加」「—生活」「国際—」「縦—」

２ 人々が生活している、現実の世の中。世間。「—に重きをなす」「—に適応する」「—に出る」

３ ある共通項によってくくられ、他から区別される人々の集まり。また、仲間意識をもって、みずからを他と区別する人々の集まり。「学者の—」「海外の日本人—」「上流—」

４ 共同で生活する同種の動物の集まりを1になぞらえていう語。「ライオンの—」

５ 「社会科」の略。

しゃ‐かい【遮戒】

読み方：しゃかい

仏語。本来は悪ではないが、悪を行いやすくなるとして禁じた戒律。飲酒戒(おんじゅかい)など。→性戒(しょうかい)

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

しゃかい

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 07:11 UTC 版)

同音異義語

• 【社会】1.家族・村落・ギルド・会社・国家などの人々の集団。2.同類の仲間。3.世間のこと。4.社会科の略。
• 【射界】射撃の行える範囲。
• 【捨戒】仏教で、戒律を捨て去ること。
• 【沙界】仏教で、ガンジス川の砂の数のような無数の世界のこと。
• 【遮戒】仏教で、出家した者または持戒者には禁止され、俗人または受戒しない者が犯しても罪とならない戒律。