きっぷ、カード、改札等について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 05:35 UTC 版)
「近鉄名古屋駅」の記事における「きっぷ、カード、改札等について」の解説
2013年7月より、ICカード専用改札機が設置された(地上1基、地下3基)。また、パールカード11(回数券カード)はすべての自動券売機で使用可能である。 JR連絡改札口では、近鉄側・JR東海側それぞれの磁気式乗車券の2枚重ねでの投入のほかに、近鉄側のIC乗車カードであるPiTaPaまたはICOCAとJRの磁気式乗車券の組み合わせ、もしくはJR東海側のIC乗車カードであるTOICA・Suica・SUGOCA・ICOCAおよびmanacaのいずれかと近鉄の磁気式乗車券の組み合わせにて乗り継ぎが可能なシステムとなっている。近鉄・JR東海共に利用可能なICOCAのみは、1枚のみでJR連絡改札口を利用することができる(2012年11月1日からの取扱い。近鉄側のICOCA、JR東海側のTOICAにはそれぞれICカード定期券を含む)。 当連絡改札口は、近鉄側、JR東海側からも各種IC乗車カードの2枚同時利用による乗り継ぎはできない。この場合、一旦出場する必要がある(いずれの利用条件についても、当駅構内およびJR名古屋駅構内の当連絡改札口付近にもその旨の注意書きが掲示されている)。JR東海との連絡定期券はICカード式のものが2013年3月23日に発売された。 2007年4月1日の近鉄線のPiTaPa・ICOCA取り扱い開始時から2012年10月31日までは、近鉄側でPiTaPaまたはICOCAを、JR東海側でTOICA・Suica・SUGOCA・manaca(相互利用カードは2012年4月21日以降のもの)のいずれかを2枚重ねでタッチすれば、乗り継ぎが可能なシステムであった。近鉄の磁気式乗車券と併用する場合でも、JR東海側でICOCAを使用することはできなかった。2012年11月現在では、ICOCAのみがIC乗車券1枚のみで乗り継ぎ可能であった。 2013年3月23日にはICOCA以外のPiTaPa・Suica・TOICA・SUGOCA・manacaのほか、相互利用が開始されたKitaca・PASMO・nimoca・はやかけんも1枚で通過が出来るようになっている。 JR連絡改札口横にある5台の券売機(端の2台が在来線近距離用、中央の3台が指定券対応)のさらに横に有人窓口があったが、2017年末までに『サポートつき指定席券売機』(みどりの券売機プラスと同様のシステム)に置き換えられ有人窓口は廃止された。 名鉄連絡改札口には近鉄と名鉄の職員が交代で配置される。近鉄側と名鉄側の磁気式乗車券を2枚まとめて投入すれば、正しく乗り継ぎ処理が行われる(2012年2月29日までは、名鉄線用にトランパスも利用可能であった)。また2011年2月11日からの名鉄線へのmanacaの導入、および2012年4月21日からのTOICA・manacaの相互利用開始にも対応したことで、当連絡改札口では、近鉄側のPiTaPaまたはICOCAと名鉄側の磁気式乗車券の組み合わせ、および名鉄側のmanacaまたはTOICAと近鉄側の磁気式乗車券の組み合わせでの、乗り継ぎも可能である。 当連絡改札口においては2012年4月21日現在、名鉄側のmanacaまたはTOICAと、近鉄側のPiTaPaまたはICOCAとのIC乗車カードの2枚同時使用による乗り継ぎはできないため、この乗り継ぎの場合、一旦出場する必要がある。2013年3月23日からは、JR東海側の連絡改札口と同様に、相互利用可能な1枚のIC乗車カードでの乗り継ぎが可能となった。いずれの利用条件についても、当駅構内および名鉄名古屋駅構内の当連絡改札口付近にもその旨の注意書きが掲示されている。なお、2014年9月21日より、名鉄とのIC連絡定期券が発売されている。 2007年4月1日の近鉄線のPiTaPa・ICOCA取り扱い開始時から約8か月間はICカードに対応していなかったため一旦改札口を出る必要があったが、その後近鉄線のIC乗車カードにも対応するようになった。 自動精算機が設置されている(回数券カード・PiTaPa・ICOCAに対応)。特急券および定期券の購入が可能である。 上述の一般用改札口のほかに団体改札口が設置されている。JR名古屋駅広小路口の改札を出た通路を進んだ突き当たりにあり、当駅の正面改札口から各ホームを結ぶ通路に出られるようになっている。使用しないときは、シャッターで閉鎖されている。 正面改札口から当駅ホームへの通路は、途中で名鉄名古屋駅の上を横切っている。また高さを確保するために、地上の道路は通路の位置だけ盛り上がっている。2003年までは名鉄新名古屋駅(当時)のメルサ口(現・新南口)と連絡する通路もあり、メルサ口でも近鉄の乗車券を発売していた。
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