おとめ心【オトメゴコロ】(野菜)
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登録番号 | 第14187号 |
登録年月日 | 2006年 3月 24日 | |
農林水産植物の種類 | いちご | |
登録品種の名称及びその読み | おとめ心 よみ:オトメゴコロ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 山形県 | |
品種登録者の住所 | 山形県山形市松波二丁目8番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 菅原眞一、丸山康広 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「砂丘S2号」に「北の輝」を交配して育成されたものであり、果実は円錐形でやや大きく、果皮の色は濃紅、寒冷地の半促成栽培に向く品種である。草姿は中間、草勢は中である。葉色は濃緑、葉の横断面の形状は平面、光沢は弱、頂小葉の縦横比は縦長、基部の形は鈍角、鋸歯の形は中間、葉柄の長さ及びランナーの数は中である。花の大きさは中、花冠に対するがく片の大きさは小、花房当たりの花数はやや少である。果実の縦横比は縦長、大きさはやや大、果形は円錐、果皮の色は濃紅、果実の光沢はかなり強、そう果の落ち込みは落ち込み小、がく片の着き方は離、果径に対するがく片の大きさは中、果実の硬さは硬、果肉色は淡紅、果心の色は淡赤、果実の空洞は中である。開花始期及び成熟期はかなり晩、季性は一季成りである。「宝交早生」と比較して、果実の光沢が強いこと、果実が硬いこと等で、「北の輝」と比較して、果形が円錐であること、そう果の落ち込みが小であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に山形県立砂丘地農業試験場(現庄内総合支所産業経済部農業技術普及課産地研究室、酒田市)において、「砂丘S2号」に「北の輝」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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