おしまこ180【オシマコ180】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11230号 |
登録年月日 | 2003年 3月 26日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | おしまこ180 よみ:オシマコ180 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 28日 | |
品種登録者の名称 | 青森県 | |
品種登録者の住所 | 青森県青森市長島一丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 春原嘉弘、堀末登、上原泰樹、川村陽一、横山裕正、須藤充、舘山元春、藤村泰樹、諏訪充、前田一春、三上泰正、立田久善、工藤哲夫、小山田善三、八島敏行 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「道北43号」に「ふ系144号」を交配して育成された固定品種であり、育成地(青森県十和田市)における成熟期は極早生、葉いもちほ場抵抗性が強 、アミロース含量が低の水稲、粳種である。草型は偏穂重、稈長、細太及び剛柔は中、止葉の直立の程度はやや垂、葉身の色は緑である。穂長は中、穂数はやや少、粒着密度はやや密、穂型は紡垂状、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄である。芒の有無と多少は稀、芒長は極短である。玄米の形、大小及び色沢は中、精玄米千粒重はやや大、玄米の見かけの品質は中の下、食味は上の中である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は極早生、障害型耐冷性、穂発芽性及び耐倒伏性は中、脱粒性は難である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a、穂いもちほ場抵抗性及び葉いもちほ場抵抗性は強、白葉枯病ほ場抵抗性はやや弱である。アミロース含量は低、蛋白質含量は中である。「ユメコガネ」と比較して、止葉が垂れること、穂いもちほ場抵抗性及び葉いもちほ場抵抗性が強いこと等で、「かけはし」と比較して、草型が偏穂重型であること、いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-aであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和62年に青森県農業試験場藤坂支場(十和田市)において、「道北43号」に「ふ系144号」を交配し、平成2年に雑種第4代で個体選抜を行い、以後、系統育種法により固定を図りながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「まどか180」であった。 |
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