ユメコガネ【ユメコガネ】(食用作物)
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登録番号 | 第5785号 |
登録年月日 | 1997年 11月 14日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | ユメコガネ よみ:ユメコガネ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 青森県 | |
品種登録者の住所 | 青森県青森市長島一丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 上原泰樹 堀末登 春原嘉弘 小林陽 川村陽一 舘山元春 藤村泰樹 諏訪充 三上泰正 横山裕正 立田久善 須藤充 工藤哲夫 小山田善三 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ゆきひかり」に「ハツコガネ」を交配して育成された固定品種であり,育成地(青森県十和田市)における成熟期は極早生,稈長が短く,障害型耐冷性が強い水稲,粳種である。 草型は偏穂重型,稈長は短,稈の細太は中,剛柔はやや剛,止葉の直立の程度は立,葉身の色は濃緑である。穂長は中,穂数はやや少,粒着密度はやや密である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は少である。玄米の形,大小,精玄米千粒重及び光沢は中,見かけの品質は中の上,食味は中の上である。出穂期及び成熟期は極早生,障害型耐冷性は強,穂発芽性は難,耐倒伏性はやや強である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a,k,taである。 「ハツコガネ」と比較して,葉身の色が濃いこと,障害型耐冷性が強いこと等で,「ハマアサヒ」と比較して,稈長が短いこと,葉身の色が濃いこと,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-a,k,taであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和61年に青森県農業試験場藤坂支場(十和田市)において,「ゆきひかり」に「ハツコガネ」を交配し,63年に雑種第4代で個体選抜,以後,系統育種法により選抜,育成された固定品種である。平成2年から特性検定試験,3年から生産力検定試験及び系統適応性試験等の試験を行い,4年以降「ふ系167号」の系統名で地域適応性を検討し,その特性を確認して育成を完了した。7年は雑種第11代である。 |
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